最初に意外と大変だったのは、自分のプロフィールを入力して行く作業でした。

プロジェクト案件への応募は自分で見積もりを提出しなければならないので、クラウドソーシングを始めたばかりの頃はなかなか勇気が出ず、応募できずにいました。

それで簡単な体験談などを書くだけのタスク作業を、なるべく数をこなしていましたが、報酬の単価も低いので、いずれはプロジェクト案件に応募して、まとまった仕事を受注したいな、と思いました。

そうなると、仕事を受注するためには、どんなことができるのかや人柄などがうかがえるようなことが書いていないと、なかなか発注されないだろうなと思いました。

当然ながら自分が仕事を誰かに頼む場合も、プロフィールや経歴に何も書かれていければ何も分からないし、少しでも相手の情報がわからないと頼みづらい、というか頼みようがないだろうし…と思ったので。

希望はクリエイティブ系の仕事を受けることだったので、今まで印刷・出版系の仕事に主に就いていたことをアピールし、プロフィール画像も自分で描いたイラストを使いました。

今時、ネットショップで買い物をすれば、「この商品を見た人はこんな商品にも関心を持っています」などと自動的にその関連商品が表示されるものですが、クラウドソーシングにプロフィールを登録してみれば、「あなたに似たプロフィールの人」も自動的に続々と表示されました。

似たようなスキルの人がうじゃうじゃいるのはわかりますが、自分よりずっとデザインのスキルが高い人や、同じスキル+HTMLやCSSなどweb方面にも強い人もうじゃうじゃいることがわかり、さすがにへっこみました。

私のプロフィールで残念なところは、ポートフォリオが充実していないところ。自分が実際に作ってきた制作物はたくさんありますが、このような場で勝手に使うのは???という感じですし、自主的に作った自信作というのがなかなかなく…。

他の人を見ていると、ポートフォリオの充実した人はやっぱり断然有利だなと思いました。

デザインの優劣とはまた全然別問題だと思いました。クライアントさんと、扱っている商品やサービスの持つ性格と、デザイナーとの相性というものがありますので、それをわかってもらうことが必要なのだなと思います。