藍い宇宙ー琵琶湖水系をめぐるー | Zaccoの書棚

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Zaccoが読んだ本の感想。特に川魚関係の本が多くなりそう。

Zaccoの書棚-藍い宇宙

この本も写真エッセーなのだが、今まで紹介した本とはが違う。

かなり有名な本なので、何を今更興奮して紹介しているんだ!!
と思われるむきもあるかもしれないが、
ある方にこの本を貸す為に探し出し、読み返してみて
改めてこの本だけは色々な人に読んで欲しいと思った。

内容を紹介しようと思っていたのだが、
まっさらな気持ちで読んで欲しいので、
あえて書かない。

著者と2人の老人の偶然の出会い。
これが不思議の国に迷い込むアリスとウサギとの出会いのように、
あなたを異次元の世界(藍い宇宙)へ導いてくれることだけは保証する。

なぜ青でも蒼でも碧でもなく「藍」なのか?
本当に「きれいな水」とは?

藍い宇宙ー琵琶湖水系をめぐるー
著者:今森 光彦
出版社:世界文化社
発行:2004年04月
価格: 2,940円(2,800円+税)

豊かな水辺には「水の匂い」がある
ヨシを刈ってできた浅瀬にコイやフナが産卵に訪れる。
漁師の舟を水鳥たちが丸い目で見つめている。
人は家の中に湧水を引き込んだ”かばた”の水で暮らし、
”かばた”にふらりとトウヨシノボリが遊びにくる。
里山の写真家が綴る、人と生き物たちが交錯する水辺の物語。

こちらに著者のインタビュー記事が載っているので、
併せて御覧頂きたい。
本を読まなくても、これだけでも充分
すばらしさが分かっていただけると思う。
http://www.flintstone.co.jp/20040912.html
藍い宇宙―琵琶湖水系をめぐる/今森 光彦
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