◆英語表現の使いどころ
ところで、マニュフェスト。
みなさん、この言葉の正確な意味を理解していますか?
外国語を使うことで、
それが意味するところが、 選挙公約? 基本方針? あるいは、それ以外?
あいまいになっています。
さきほど念の為、WIKIPEDIAを見ましたが、この意味が併記してありました^^
その政党が本気ならば、きちんと日本語で、意味を限定すべきです。
それが公約の意味だと言うなら、
『国民との契約』 と言うべきでしょう。
契約ですよ、契約。
契約を反故にしたら、そこには責任が伴います。契約ですからね。
さておき、大事な言葉を外国語にしてしまうと、このように、意味するところが、
人それぞれ受け止め方も異なるために、抽象化してしまいます。
言葉が、力を持たなくなります。
これは言うまでもなく、日本に広くはびこる弊害。
ゆえに私は、出来るだけ、日本語を用います。
マーケティングなんて言葉も、自らは使いません。
もう皆さん好き勝手に使ってますからねえ。。。
ただし、外国語を意図的に使う場合があります。
それは、日本語で表現すると、手垢がついていて、伝える側にインパクトがない
場合。
たとえば、この前記事にした、ゲネプロ。
クライアント先で、「ゲネプロやりましょう!」というと、
「何ですかそれ!?」となります。
でもそこを、「本番前の予行演習しましょう」などというと、インパクトがなくなります。
逆の意味で、言葉に力がなくなります。
でも、外国語を使う頻度は、コンサルタントしては極小だと思います^^