◆TELアプローチ:相手に”断りスイッチ”が入らない工夫
TELアプローチをする際に、最も大事なことを前回お話ししました。
次に大事なこと。
電話を受ける女性は、「断わり慣れ」しています。
1日に何本も営業の電話がかかってくるのですから。
それに、不要な電話をつないでしまったら怒られるのは彼女たちです。
だから、(あ、またセールスか。断わっちゃえ!)と思われたら、オシマイ。
だから、彼女達の「断わりスイッチ」を入れさせない工夫をすること。
そのためには、毎日たくさんかかってくる、普通のセールスの電話と
違うことをやればよいわけです。
1.正直に話す。
2.第一声を工夫する。
3.明るい雰囲気で。
4.流暢に話さない。
5.売り込まない。
こんなところでしょうか。
たとえば私が、初めてその会社に電話をかける場合、(キーパーソンも分からない場合)
「私○○の○○と申します。実は、少し教えていただきたいことがあって、
こちらに初めてお電話をさせて頂きました。」
などと言います。
かなり正直にしゃべります。
そして、この後に言いたいことの主旨は、
「かくかくしかじか、御社にとってこういうお役に立つであろうご案内をしたいのだが、
失礼のないようにまずは資料を送らせいただいてご覧頂き、その後、ご興味があれば、
お話しいただくような流れとしたい。
この件について責任をもってご判断いただける、責任権限のある方に資料を送らせて
いただきたいのですが(どなた宛に送ればよいかを教えて下さい)」
という事です。
最初からは失礼だと思うので、いきなりこの電話を誰かにつないでくれではなく、
誰に資料を送ればよいかを教えてほしいと言っているのです。
実際、よく営業TELだと「○○をご紹介させて頂きたいと思いまして」などと切り出しますよね。
こういう話し方をすると、きちんと話しを聞いてくれて、然るべき部署に電話を回していただける確率がかなり高いのです。
(この件、まだまだ続きます)
それとこの、「教えて欲しいことがあって電話した」とは、相手に与える印象がかなり違ってきます。