明日から使える、営業交渉力の重要な武器
交渉をする上で、かなり重要なキーワードをひとつ教えちゃいましょう。
それは誰の問題ですか?
これです。
このキーワードを常に意識できるようになると、あなたの交渉力の大きな武器になります。
(本当はここで、すぐに読み進めずに、この意味するところを少し考えていただくと良いんですが・・・)
それは誰の問題ですか?
たとえば、納期が遅れそうな場合。
あと値上げ交渉も大変ですよね。
営業マンは、こういう厳しい場面に対処していかねばなりません。
しかしそれらは我々の問題でもあると同時に、
「それは顧客(特に担当者)にとっての問題でもある」わけです。
つまり
克服すべき共通の問題 に転換し、
そこから着地点を見つける相談が出来れば、交渉がしやすくなるわけです。
ある本に書いてありましたが、レストランへ行って財布を忘れた場合でも、
「お互いに問題を抱えました」
という言い方をすれば良いのだと。
忘れたからと、そこで「すみません・・・すみません・・・すみません(滝汗)」と変に卑屈になる必要はないわけですね。
まさにブラジルなどの債務国なんか、返済を迫られたときに、このやり口ですよねえ^^;
そう、借金している方が、立場が上になることもしばしばなのです。
それは誰の問題ですか?
という認識、さらには、
交渉相手を、その問題で対峙させるのではなく、一緒に課題解決に取り組むポジションに置き換えてしまう
これです。
交渉力強化編、あなたの強力な武器になるはずです。
あなたの会社の営業強化に関するご相談は、
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