AIDMAの原則とは
AIDMAの原則とは
A・・・アテンション(注意) 「お? あれ?」
I・・・インタレスト(興味) 「いいなあ! おもしろそう!」
D・・・ディザイア(欲求) 「欲しいなあ」
M・・・メモリー(記憶) 「でもちょっと待てよ。比較してみよう」
A・・・アクション(行動) 「よし買おう!」
誰でも、どんな場合でも、衝動買いのときでさえ、人がモノを買う場合には、
たとえ瞬時にでも、この5段階を経て購買にたどり着く。
という有名な購買心理学のことです。
これは営業や経営に携わる方はもちろん、全ての人に知っておいて欲しい大原則。
技術論文の書き方を説いた本にさえ、良い論文を書くには、
このAIDMAの原則に倣えと書かれていたくらいですから。
さて、ここまでは誰でも口にすること。
このAIDMAの原則について、営業的に何が重要かというと、まず、
相手に対し、いかに注意を喚起し、気付かせるか。
つまりA=アテンションの部分をいかに設計するか?です。
相手が気付いていなければ、それは存在していないと同じ です。
※↑ちなみにこれは素粒子論に行き着きます^^
ここで、相手の注意を喚起するための、具体的指標を提示しておきます。
0.3秒
まさに瞬時に、「おっ!? おやっ?」と相手をひきつけることが出来るかどうか?です。
0.3秒が勝負。これが具体的目標。
もちろんこれは難しそうな最先端の工業製品であろうが、全く同じこと。
0.3秒で注意をひきつけられなければ、最終の購買行動に結びつきにくくなってしまいます。
さて、何を言っているかピンと来ていない方は、
試しに、100円ショップダイソーに行って見て下さい。
0.3秒とまでは言いませんが、そこにあるほぼ全ての商品は、
キャッチコピーや写真などで、 ”それが何であるか”が瞬時に顧客に理解できるような工夫
がされています。
それは「意図的に」設計されていることです。
とても勉強になるはずです。
・・・今回言いたかったこと。
AIDMAの原則を知っている人は多いが、それをいかに自分のものとし、実際に使いこなすか。
ダイソーのように。
「知っている」だけでは、それは、「知らない」のと同じです。
経営も営業も、”学問”ではありません。
ちなみにここで書いていることは、誰に教わったものでもありません。
たとえば買い物についていった先で、そこで、こんなを考えたりしていて気付いていくわけです。
ひとりで渋谷の109にも立ち寄ったりしますしね(笑)。
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