彩色ラーメン きんせい | 元・また食べたい京都ラーメン

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予告です。

管理人が糖尿病を患って、糖質制限食を食べているためラーメンサイトとして維持してゆくのが困難になりました。

近いうちにオリーブオイルについてのサイトに模様替えします。過去ログはそのまま残しておきます。

大阪のラーメンに関しては、お店の宣伝が派手な割に実質が伴わないと感じることが多かったのですが、本当に美味しい物を出すお店もあったのですね。

スープはいわゆるダブルスープですが、和風出汁が強く前面に押し出された味です。お店の解説によると、肉系+和風と説明されています。

ちょっと変な例えですが、イメージとして美味しいお好み焼きをソースなしで食べた時のような味が感じられました。

ルックスはクリアなスープで味に雑味が少ないことから、肉にしろ野菜にしろ、ゆっくりじっくり低温で煮出し、しっかりアクを取った丁寧な造りであることが窺われます。

おそらく豚と鶏、それに鰹でしょう。特に鰹節は粉鰹を使ったときのような独特の味と香りが感じられました。この味もお好み焼きを連想させたのかも知れません。

醤油ラーメンのタレは和歌山醤油+薄口、塩ラーメンのタレはモンゴル岩塩を使った物と、材料にこだわりを見せておられます。ただ、そうした能書きなしでも塩・醤油共にかなり高いレベルの物であることは間違いありません。

麺は自家製麺のストレート太麺です。かなりしっかり湯がかれているのに表面が荒れず、もっちりどっしりした食べ応えですね。熱々スープに長時間浸しても伸びにくく、鹹水臭さを排するために小麦粉にでんぷんを多めに配合されているのでしょう

スープの絡みや馴染みが若干悪いのはこのせいだと思われます。好みにもよるのでしょうが、卵麺や鹹水多めの縮れ麺でもラーメンらしくて良いと思うのですが、その場合和風出汁が強いスープとの相性が悪くなるのかも知れません。いずれにせよお店のご主人がかなり工夫しておられる姿勢が感じられますね。

トッピングはチャーシュー、味付けウズラ卵、のり、ねぎ、メンマ、貝割れ大根、なるとです。塩ラーメンにはなるとが入っていませんが、別添えでコクを出すためのえびせんが添付されてきます。

チャーシューは三枚肉の煮豚でスープとの味の相性は抜群です。この味がしっかりスープに馴染むためスープの正体がよく解りませんでした。また、味付け半熟卵というのは良くありますが、ウズラ卵は珍しいですね。でも、そのぷりっとした食感はまた楽しいものです。

ややもすると余分な味と香りになりがちな海苔も、このお店のスープには良く合いますし、貝割れ大根も良い取り合わせですね。

トータルで見てもかなり高得点、ドライブを兼ねてまた食べに行きたいお店です

場所はこちら。JR高槻駅または阪急高槻駅から高槻市バス津之江栄町経由車庫前行きで栄町東バス停下車すぐと言うことです。

駐車場はありません、お店自体は片側一車線路側帯付きの道に面した商店街の中にありますが、近隣の詳しい事情がよく判らないのでごめんなさい。

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