らー麺 くらはち | 元・また食べたい京都ラーメン

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予告です。

管理人が糖尿病を患って、糖質制限食を食べているためラーメンサイトとして維持してゆくのが困難になりました。

近いうちにオリーブオイルについてのサイトに模様替えします。過去ログはそのまま残しておきます。

===== 閉店情報 2005-08-22 01:00:00 =====

長い間休業という扱いでしたが、とうとう閉店されたようです。前にも休業されて再開店という流れがあったので待っていたのですが残念です。

お店の目印であった大きな魚の絵はそのままですが、店名の看板は完全に外されました。おそらく次の入居者を募るのに都合が良いと建物の管理会社が判断したのでしょう。

===== 記事初出 2005-03-06 15:10:13 =====

貸工場のような建物の一角に最近できたお店です。オープンして間もなく休業していたので、ダメだったのかなと思っていたのですが、再び元気に営業しておられるようですね。

お店の内外に魚の模型がディスプレイされており、「お酒が飲めるらー麺屋」と言うサブタイトルが示している通り、ラーメンのスープも魚出汁が利いた物です。

ベースは豚系の肉スープと青魚の節であろうと思われるのですが、それ以外にも魚のあらをスープに使用されているのではないかと思います。スープに含まれる膠質は、鶏や豚のものと言うより、煮こごりに近い魚の味がしました。

たれはチャーシューを作ったときにできる甘辛肉味の醤油だれで、ニンニクや唐辛子も使われている感じですね。

全体としてはかなり考えられたスープなのですが、今ひとつ味のバランスが悪いように思われます。

原因の一つは工夫しすぎと言うことでしょうか。

上記のスープとたれの他、かつおジャーキーのような魚加工食品がスープベースに加えられていたり、大豆油のような油を焦がしたような香味油らしきものも加えられています。

かなり次元の高いスープでありながら、余分な作業を加えているが故に却って味を落としているとしか思えない部分があるのはとても残念ですね。

麺はストレートの細麺。スープとのマッチングは良いのですが、かなり湯がき時間に神経質な麺のようで、ちょっとしたタイミングのズレで堅すぎたり柔らかすぎたりする恐れのある麺です。

トッピングは堅めに仕上げられたチャーシューとメンマ、葱で、仕上げは黒コショウでした。チャーシューはオールドタイプで、濃い味で堅くやや厚めに切ってある物が4~5枚は入っています。

食感のバランスから言えば、厚みを半分以下にして倍の枚数入れた方が、より美味しく豪華であるように感じました。

このお店にはチャーシューメンがありません。普通のラーメンで充分チャーシューが入っているのと、スジ煮込みラーメンなるメニューがあるからでしょうか。

先にも述べましたが、このお店は酒が飲めるラーメン屋を標榜しています。お酒はビールや日本酒の他、主に沖縄の泡盛 を売りにしているようです。おつまみのメニューも、おでんやスジ煮込みのような定番の他、油味噌豆腐よう砂肝ジャーキー などの沖縄メニューが置いてあります。

店のお品書きを見た感じでは石垣島地方 をイメージしているようですね。残念ながらオリオンビールは置いてありませんでしたが。

残念なことと言えば、揚げ物に使われている油です。くたびれていない、むしろ新品の油のような感じなのに、臭いがドーナツを揚げた後のような悪い感じの甘い匂いがするものが使われています。

唐揚げを注文したのですが、最後まで油の臭いに首をひねりながら食べることになりました。おそらくラーメンに浮いている香味油代わりのものも同じ油から作られているのではないでしょうか。

結果としてあまり良い評価はできませんが、このお店のご主人の意気込みは良く伝わってきます。これからの成長に期待したいお店だと思います。

と言うことで、気が向いたら成長ぶりを確認にまた行きたいお店ですね。

場所はこちら 。叡山電鉄一乗寺駅下車徒歩10分弱、あるいは京阪三条から市バス5号系統岩倉操車場行きで一乗寺木ノ本町下車すぐです。

お店の前に車がなんとか縦半分くらい入るスペースがあるので、一台なら停められなくもないですが、基本的に駐車場はありません。

京都のラーメンについては数多くのサイトが評価し紹介しています。だからラーメンの写真や他の評価についてはそちらに任せようと言う他力本願な私。(爆)

こちらで検索して他のサイトも参考に して下さい。

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