はい、
ここでよく聞きますね
ノンシリコン。
でも成分表記に『シリコン』とは載っていません。
じゃあ、『シリコン』って何よ?
簡単に言えばコーティング材です。
毛髪へコーティングしてツヤや指通り、収まりわを良くしてくれます。
が
その反面かなり強力な皮膜コーティングな為、髪の毛を固い質感にしてしまったり、ボリュームが出せなくなったりとしてしまいます。
そのシリコン。
気になる人は気になるはず。
では
そのシリコンは何と表記されているのか?
かなり多くの割合で表記されているのは
ジメチコン
が多いですね。
他には
シロキサン
シクロメチコン
あたりが多いかなと。
でも
そんなの見ても覚えてないし、わからないという方必見。
簡単な覚え方が…!!!
それは
ジ◯◯◯ン
というようにジで始まり、ンで終わるものが入っているのはシリコンという簡単な認識でいいかなと思います。
では今回の本題
シリコンって本当に悪なのか?
これだけ世間でノンシリコン、ノンシリコンと言われているとまるでシリコンは悪者ですが、
僕の見解としては
『時には必要』と考えてます。
僕自身、あまりシリコンやコーティングに否定的な意見は持っていません。
ダメージのある髪にはコーティングは必要だと考えていますし、
むしろ
内部補修
という方が悪かなと感じる程です。
髪はもともとが死滅細胞と言い、再生は決してしないモノなので、
内部を補修したところでそこまで効果はない。。。
が、質感的な部分でいくとCMC(細胞膜複合体)やケラチンタンパク質)は髪をふっくらさせてくれるような感覚があるので、その質感はアリかと。
そしたらシリコンっていいの?
だからと言って、そうではなく、、、
シャンプーにシリコンinだとそのシリコンが根元に付着し、ボリュームが出なくペターっとした印象になってしまいますし、
何よりそんな強力皮膜コーティングシリコンが毛穴塞いだら大変では…??
という気持ちがあるので、
地肌シャンプーはノンシリコンが◎
です。
前回のブログでもお話しした通り、シャンプーは所詮洗剤なので、優しく洗うに特化してるのが一番。
問題はそのあとのトリートメント。
よほどダメージがきになるのであれば
毛先トリートメントinシリコンは◎
(適量で)
と考えます。
結局落ち着かせてくれるのはシリコンの力が必要だったりしますので。
そのコーティングに救われる場面って美容師も沢山あります。
なので、ダメージが気になる場合は
シャンプーはノンシリコン
トリートメントは微量のシリコン
が一番快適に過ごせるのではないでしょうか?
シリコンを悪と決めつけちゃうのはもったいないですね。
が最近はシリコンの研究も進んでいるようでタイツのように網目状のシリコンがあるとか、、、
コーティングしてるんだけども、コーティングしきらないという。
何とも絶妙なところ。
そんな科学の進化は素晴らしいです。
今回のブログのまとめは、、、
地肌はノンシリコンで洗って
ダメージ気になる毛先にはシリコンOK.
ってところでしょうか。
そしたら私には何がオススメ?
と聞きたくなりますが、
やはりその方に合った処方というものが必ずや存在します。
僕はやはりこういったブログを書いていて、
『お客様には真摯に向き合い、その方に合ったパーソナルにモノを提供したい』
と心から感じております。
美しい髪を維持したいのはもちろん
でも、
カラーでも遊びたいし
パーマもかけたい!
っていう方は多くいらっしゃると思います。
そこに対してデザイン+ケアどちらもご提供できて現代の美容師になれるのではないか⁉︎
と思っておりますのでケミカル、デザインとご相談ある方は是非に↓
Chida Yoshihiro Head Desinger