07年2月時点のPS3の累計販売台数は64万台~70万台程度? 100万台まであとどれぐらい?
発売日にWii本体を買ったものの実は未だに開封すらせず、Wii本体が積みゲーになってしまっているyzxです。こんにちは。DS版のシレンの最終ダンジョンにかなりてこずっています。だいたい負けるパターンは九割方が“階段降下後→大部屋モンスターハウス→ガンコ戦車がヘンクツ戦車になって…”というパターンです。
さて、バーチャファイター5の発売で極一部で期待されつつも、むしろ売れないことで話題に上っているPS3ですが、去る一月には国内100万台の出荷(ただし、販売店に100万台が出荷されたワケではない)を達成したと報じられていましたので、現在の累計販売台数はどうなっているのかが気になる所です。
そんな興味深い数字が“電撃オンライン”の売上ランキング欄で報じられていました。
---------- ここから転載 ----------
転載元= 電撃オンライン:週間ソフト売り上げランキング
今週末時点におけるPS3本体の累計販売台数は推定64.9万台、ソフトは16タイトルで79.2万本。本体に対するソフトの装着本数は1.22本と、発売週の0.82本から0.4本の増加にとどまっています。PS3市場の活性化のためにもキラータイトルの早期出現が待ち望まれます(参考データ:Wiiの場合 本体の累計販売台数=151.4万台、ソフト=26タイトル、361.2万本、ソフトの装着本数=発売週…1.73本⇒今週末時点…2.39本)。
---------- 転載ここまで ----------
…この数字をそのまま受け取れば国内には約40万台近くの在庫があることになります。
ファミ通のデータを参考にすると、一週間に約2万台(地方の販売店だと一週間に一台のペース)で売れていることになりますので、これから約20週間をかけて、その在庫を消化していくことになり…単純に夏まで残りそうですね
もっとも、電撃のマーケティング協力店はやや少ないので、実際の在庫は30万台程度といったところでしょうけどね。それでも、15週間…約3ヶ月か。SCEはゴールデンウィークに強力なソフトを売ることができるのだろうかね?
━閑話休題━
バーチャファイターのこぼれ話
PS2では“VF4”と“VF4エボリューション”が発売されているわけですが、実は両方とも値崩れを起こしたタイトル。VF4は販売店による『VF3の時はDCだったけど、今度はPS2だからそれなりに売れるだろう』という安易な気持ちと、発売した時期が市場の消費時期と重なり、大量の発注が行われたことが主な値崩れの要因。VF4evoでは、VF4の値崩れを受け、発注はやや抑え目になったけど、それでもVF4evoの方でも値崩れを起こしてしまいました。
かつてVF4evoの新品価格は1500円程度まで下がっていましたが、実は読み込み等を含めてかなり改良されていたりで“かなり良いデキだった”ことが見直されたせいか、今では新品の価格も4000円近くに戻っております(まぁ、それでも新品が今でも余っていることには変わりないのですが)。どっちにしろ、販売店にとってのバーチャファイターはネガティブなイメージの方が強くなったことには変わりありません。
そういうことをふまえて“VF5が売れない”というのは、実はかなり当たり前のことなんじゃないかなと思うのです。
セガ的に『VF5は新作なので、VF4とは違う』と言ってみても、販売店やユーザーからしてみれば『VF5もVF4の延長上にしかないモノ』であって、結局は同じゲーム。しかも、それが販売店的にはネガティブなイメージな状態にあったのだから、セガやSECサイドの見込みが○○本だと言おうが、販売店的にもし10万本売れたら“バーチャファィターにしては良く売れた”程度の代物なんだと。で、初週の結果を見るに店頭消化率50%で約5万本の売上と、やっぱりな結果だったんだと。
結局のところ、バーチャファイター5を“PS3期待のタイトル”と銘打っていたのも、単なる広告戦略だったという話。で、そんなハナからどうでもいい“広告の文句”に多くのユーザーがうんざりしていたんだからこそ“たいして売れていません”という『アキバblog 』さんや『忍之閻魔帳 』さんのエントリーが伝えられ、それが結果としてそのブログを見る人にとって“気持ちのよい話題”になっているというのが一連の流れでしょうか。
アキバblogさんのはネタ色が強いけど、忍さん(流通関係者の方なのでしょうか?)は売れなかったことにやや無念感がやっぱり感じられますね。私としては、売れなかったことはやや残念ですが、今後に値崩れを起こさないような出荷調整を行い、時間をかけて累計10万本を達成して欲しいという気持ちではあります。ただ、ゲーセンの様子を見るに、やはりVF5は不調だったと思います。そこには、当然のように鉄拳5の存在も関わってくるんでしょうけど…。
何はともあれ、一週間に2万台の本体が売れているように見えるPS3は、PS2の買換え需要がいつも通りの状況なのだということなのかと?
さて、バーチャファイター5の発売で極一部で期待されつつも、むしろ売れないことで話題に上っているPS3ですが、去る一月には国内100万台の出荷(ただし、販売店に100万台が出荷されたワケではない)を達成したと報じられていましたので、現在の累計販売台数はどうなっているのかが気になる所です。
そんな興味深い数字が“電撃オンライン”の売上ランキング欄で報じられていました。
---------- ここから転載 ----------
転載元= 電撃オンライン:週間ソフト売り上げランキング
今週末時点におけるPS3本体の累計販売台数は推定64.9万台、ソフトは16タイトルで79.2万本。本体に対するソフトの装着本数は1.22本と、発売週の0.82本から0.4本の増加にとどまっています。PS3市場の活性化のためにもキラータイトルの早期出現が待ち望まれます(参考データ:Wiiの場合 本体の累計販売台数=151.4万台、ソフト=26タイトル、361.2万本、ソフトの装着本数=発売週…1.73本⇒今週末時点…2.39本)。
---------- 転載ここまで ----------
…この数字をそのまま受け取れば国内には約40万台近くの在庫があることになります。
ファミ通のデータを参考にすると、一週間に約2万台(地方の販売店だと一週間に一台のペース)で売れていることになりますので、これから約20週間をかけて、その在庫を消化していくことになり…単純に夏まで残りそうですね
もっとも、電撃のマーケティング協力店はやや少ないので、実際の在庫は30万台程度といったところでしょうけどね。それでも、15週間…約3ヶ月か。SCEはゴールデンウィークに強力なソフトを売ることができるのだろうかね?
━閑話休題━
バーチャファイターのこぼれ話
PS2では“VF4”と“VF4エボリューション”が発売されているわけですが、実は両方とも値崩れを起こしたタイトル。VF4は販売店による『VF3の時はDCだったけど、今度はPS2だからそれなりに売れるだろう』という安易な気持ちと、発売した時期が市場の消費時期と重なり、大量の発注が行われたことが主な値崩れの要因。VF4evoでは、VF4の値崩れを受け、発注はやや抑え目になったけど、それでもVF4evoの方でも値崩れを起こしてしまいました。
かつてVF4evoの新品価格は1500円程度まで下がっていましたが、実は読み込み等を含めてかなり改良されていたりで“かなり良いデキだった”ことが見直されたせいか、今では新品の価格も4000円近くに戻っております(まぁ、それでも新品が今でも余っていることには変わりないのですが)。どっちにしろ、販売店にとってのバーチャファイターはネガティブなイメージの方が強くなったことには変わりありません。
そういうことをふまえて“VF5が売れない”というのは、実はかなり当たり前のことなんじゃないかなと思うのです。
セガ的に『VF5は新作なので、VF4とは違う』と言ってみても、販売店やユーザーからしてみれば『VF5もVF4の延長上にしかないモノ』であって、結局は同じゲーム。しかも、それが販売店的にはネガティブなイメージな状態にあったのだから、セガやSECサイドの見込みが○○本だと言おうが、販売店的にもし10万本売れたら“バーチャファィターにしては良く売れた”程度の代物なんだと。で、初週の結果を見るに店頭消化率50%で約5万本の売上と、やっぱりな結果だったんだと。
結局のところ、バーチャファイター5を“PS3期待のタイトル”と銘打っていたのも、単なる広告戦略だったという話。で、そんなハナからどうでもいい“広告の文句”に多くのユーザーがうんざりしていたんだからこそ“たいして売れていません”という『アキバblog 』さんや『忍之閻魔帳 』さんのエントリーが伝えられ、それが結果としてそのブログを見る人にとって“気持ちのよい話題”になっているというのが一連の流れでしょうか。
アキバblogさんのはネタ色が強いけど、忍さん(流通関係者の方なのでしょうか?)は売れなかったことにやや無念感がやっぱり感じられますね。私としては、売れなかったことはやや残念ですが、今後に値崩れを起こさないような出荷調整を行い、時間をかけて累計10万本を達成して欲しいという気持ちではあります。ただ、ゲーセンの様子を見るに、やはりVF5は不調だったと思います。そこには、当然のように鉄拳5の存在も関わってくるんでしょうけど…。
何はともあれ、一週間に2万台の本体が売れているように見えるPS3は、PS2の買換え需要がいつも通りの状況なのだということなのかと?