方言の力ってすごい!
最幸に元気もらいました!


神奈川新聞社主催、
2013年第5回かながわ新聞感想文コンクール
『小学4年生の部 最優秀賞』、
佐藤 璃旺さんの作品をご紹介します。


朝日新聞7月24日付の
「東北弁のラジオ体操を考案した
 西根 英一さん」の記事を読んでの作品です。

西根 英一さんは、
 いづ、ぬぅ、さん、すぅ……
石巻弁の号令で始まる東北弁のラジオ体操
「おらほのラジオ体操」の考案者。
老人施設など全国1200カ所の人々が
現在、この音源で体を動かしているそうです。




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 小学4年生の部 最優秀賞

  方言の力

  横浜市立本町小学校 佐藤 璃旺


 私のおじいちゃん、おばあちゃんは、
宮城県生まれで今は相模原に住んでいます。
神奈川県に四十年以上住んでいるのにまだなまっています。
親せきのほとんどが宮城県に住んでいます。
東日本大震災では、
家の屋根がわらが全て落ちてしまったり、
かべにひびがはいっておふろにも入れなかったそうです。

 今年は三年ぶりに家族みんなでせんだいに行きました。
おじさんやおばさんの家は、きれいになっていて
あんなに大きな地震が来たなんて思えませんでした。

 お盆でみんなが集まった時、
新聞記事を思い出してみんなに聞いてみました。

 「おらほのラジオ体操って知ってる?」

 みんなは、ひなん所には行っていないので、知りませんでした。
そこで姉がけいたい電話で動画をさがして、みんなで見ました。
おじさんもおばさんもみんな大笑いしました。
何回も何回も見て、何回も何回も笑いました。
それを見て私は本当に方言は人を元気にするんだなぁと初めて知り、
ビックリしました。
いなかの人にとって方言は、都会の人のひょうじゅん語なのに、
いなかの人が方言を聞いて笑っているのが、とても不思議でした。
いなかの人にとって、方言は絆なんだと分かりました。
だから私のおばあちゃんも、
方言をなおさないでいるのかなぁと思いました。

 私の家族は、家に帰るとすぐに、
「今日のあまちゃん見よう!」と言います。
あまちゃんも東京生まれなのにどんどんなまっていって、
たくさんの人たちとつながっていきます。
きっとあまちゃんがひょうじゅん語のままだったら
おもしろくないと思います。
方言っておもしろいし、元気になるもとなんだと思います。

 方言を使ってラジオ体操をする事を思いついた西根さんは、
すごいと思いました。
そして実さいに作ったのはもっとすごいと思いました。


(朝日新聞 7月24日付)
「東北弁のラジオ体操を考案した 西根英一さん」

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自分は新潟・魚沼の出身。

“おらほ”の言葉だけですでに感動でした。


うちにも青森出身でずっと方言・訛りそのままに
元気に働いている社員がいます。
周りでもわざとマネしたりして盛り上がります。


この動画、ホントに
元気いっぱい、笑顔いっぱい もらえます!
最幸です!!

では、素晴らしい行動力、西根さんのつくった
こちらをどうぞ!!


『おらほのラジオ体操』



詳しくは、
https://www.facebook.com/orahonoradiotaiso

http://www.youtube.com/user/orahonoradiotaiso/videos

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(災害復興義援金・活動支援金200円を含み、
 一枚500円で販売しています)
ラジオ石巻 
電話 0225-96-1010 ファックス 0225-96-1022
石巻日日新聞社 
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とにかく笑える!元気出る!

他にも岩手弁も!

『ラジオ体操第一岩手弁で体操してみた』