世界大会の予選が気になりつつ、明日の仕事&飲み会も考えると早く寝ないと!なkazです。


世界大会の生中継 が始まってますね!感謝!途切れ途切れになりますが、会場の熱気が伝わってきますね。


さて、今日は先日スピンギアAKIBA店さんで、サカキバラさんに相談をさせてもらった、ヨーヨー入門者へのティーチング、つまり教え方について書いてみようと思います。


教えてあげるトリックは、グラビティプルに始まりロングスリーパーまで、と想定します。ヨーヨーはもちろん引き戻し仕様のもの。ストリングの長さ調整、フィンガーホールの作り方、指へのストリングの付け方、ヨーヨーの握り方、までは丁寧に教えるしかないと思いますので、ここまでは大前提とします。


次に、グラビティプル(ヨーヨーを上下させる。キャッチしない)の教え方ですが、これは手を持ってあげて一緒にやるのが効果的です。そうしてタイミングを教えてあげます。また、ヨーヨーが延びきるちょっと前に、真上にヨーヨーを素早く引っ張り上げるように教えてあげると良いと思います。


子供の場合は、少しでもうまくいったら、大げさにオーバーアクションでほめたり、嬉しがったりして下さい!これがヨーヨーは楽しいものなんだ、という印象付けになりますし、本人のやる気に繋がります。


ここまでして1,2時間かけてもやはりグラビティプルができるようにならない、ということは普通にあり得ます。相手が小さな子供であればそのような状況になる可能性は高いです。途中で飽きてしまう子供も多いでしょうから、途中に息抜きで止まったヨーヨーでブランコして見せて一緒にやってみるとか、スリーパーなしでウォークザドッグ、つまりヨーヨーを地面に置いてストリングで引っ張って転がして遊んでみるとかして、ひと段落したら練習再開、というのもよいかもしれません。ムリに長時間練習を続ける必要もないのでしょうけど。


次にロングスリーパーですが、サカキバラさんからいくつかアイディアを頂きました。さすが、全国各地でたくさんの子供にヨーヨーを教えている経験に裏打ちされたすばらしいヒントです。


・ブレイン等、オートリターンヨーヨーでロングスリーパーし、その状態でティーチングの相手に渡し、ヨーヨーが手に戻ってくる感覚を体験してもらう。


・引き戻しセッティングのグラインドサターンを準備し、ハブスタックを掴んでストリングを引いてヨーヨーをスリープさせ、ロングスリーパーの形にする。そして、引いて戻す、という練習をする。


これらのアイディアは、入門者にロングスリーパーを習得するためのきっかけを与えることができるかもしれません。入門者へのティーチングは引き戻しのオーソドックスなヨーヨーしかダメ、という固定観念がなんとなくありましたが、必ずしもそうではない、と思いました。


これからもいろんな人からアドバイスをもらって、入門者へのティーチングの達人になって、もっとヨーヨー人口を増やして行きたいなぁ、と思っています。


ところで、ヨーヨー入門者への教え方が難しい原因の1つに、自分自身が今はあまりにも自然にロングスリーパー等ができてしまうため、自分自身がヨーヨーができなかったころを思い出せなくて、何をアドバイスしたらいいのかわからない、というのがあるように思います。こればかりはどうにもなりませんね…。利き手とは反対の手でやってみたら、ちょっとはわかるのかな…。