東京入りしているのですが、毎日忙しくスピンギアさんには行けていないkazです。kazがスピナー夜会に参加できるのはまた来週以降になりそうです。


意外かも知れませんが、ちょっと仕事に関係するということで、お勉強のために何年ぶりかにゲームセンターに行ってきました。仕事が終わってからだったので、夜遅くになってしまったのですが、それなりにオトナが来ていました。


今のゲームセンターって、ちょっと昔とシステムが違うカンジで、単に100円入れて1ゲーム遊ぶ、ではなく、300円くらいでIDカードを購入してプレイ前にゲーム機にIDを読み込ませ、遊んだ履歴がサーバに残る、という感じになっています。kazは野球のゲームをしたのですが、1プレイが300円と高価である代わりにプレイ時間は結構長め(余裕で10分以上)でした。


ただ、ゲーム(試合)を始めるまでにできる設定が非常に多く、非常にとっつきにくい印象を受けました。もちろん、初心者や入門者用の推奨設定で進めていくこともできたようなのですが、せっかく高額のプレイ料金を払っているのですから、できるだけ有利になれるように設定しておきたい!試合を始めるまでゆうに5~10分ほど時間をかけていた気がします。100円で気軽に遊ぶ、というカンジとは違って、自分が知っているゲームセンターの遊び方とはあまりに勝手が違いました。また遊びたい!という感想よりは、十分な時間をかけないと遊ぶことができないな、という感想を持ちました。


さて、ヨーヨーはどうでしょう?まだヨーヨーをしたことがない人にとって、ヨーヨーってとっつきにくいものになっていたりするのでしょうか?


最初の1プレイ、じゃないですけど、ヨーヨーを遊び始めるにはまず最初に少なくとも1、2千円の出費をしてヨーヨーを買う必要があると思います。面白いかどうかわからないものにそれだけ出費する、というのはなかなかハードルが高いかもしれません。ただ、ゲームセンターのゲームは1プレイは数百円と、ヨーヨーの値段に比べれば低いです。しかし、ゲームオーバーになればまたお金を入れないと遊べません。一方でDSのソフトのように一度購入すればずっと好きなだけ遊べるゲームもあります。ヨーヨーはこちらに近そうです。DSのゲームと比較すれば、初心者用ヨーヨー1個の価格はずっと低いかもしれません。しかし、気軽に出費できる価格か?といえば、ちょっと微妙ではないかと思います。


敷居はヨーヨーの価格だけではないと思われますが、こういった敷居の高さを乗り越えてヨーヨーを知らない人にヨーヨーを始めてもらうには、ヨーヨーが面白く楽しいものであることを知ってもらわなければなりません。各種メディアで紹介し、ヨーヨーの上手な人を使ってヨーヨーが面白く楽しいものであることを宣伝する。これには莫大な費用がかかります。そこで、例えばBANDAIさんのような大企業の出番となるわけです。


今回の新生ハイパーヨーヨーの発表は、まだヨーヨーをしたことがない人にヨーヨーを始めてもらうための活動や、そういった人に上手になってもらうための手厚いサポート体制などについては、全く情報がありませんでした。ヨーヨーで世界を目指そうとしているスピナーには問題ないと思いますが、そういったスピナーは全スピナーのうちほんの一握りだと思います。よって、新生ハイパーヨーヨーには、トップスピナーがいなくなって寂しい、これからどうなるんだろう?という印象ばかりが残ってしまった感があります。


もしかしたら、これからは今ヨーヨーをしている私達こそが、まだヨーヨーをしたことがない新しい仲間を見つけ、ヨーヨーの楽しさを伝えていかなければならないのかもしれません。