お父さんよかったね | 許可の向こう側の世界に行こう  自信がなくて生きづらい人のための優しいカウンセリング

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名古屋市北区で「本気のスイッチ入れる会」をやっています☆山崎 忍

4年前に小脳梗塞で父が倒れました。

脳梗塞と違い麻痺などは起こり難いようで、父も特に麻痺はありません。

傍からみる分にはそれまでとなんら変わりないように感じるのですが、父は感覚が鈍ってしまったと言って、今までのようにやれなくなってしまった自分を受け入れることができないようでした。

それまで体育館で卓球を楽しんだり、趣味で畑仕事をやっていたのですが、それももう無理だと諦めて、無気力になってしまいました。

母と姉はそんな父をなんとか外に出掛けさせようと一生懸命でした。

私は父の気持ちがよくわかったので、母と姉に何も言わないでやって欲しいとお願いしたのですが、それがなかなか聞き入れられなくて、私は父を守ってあげなくてはいけないと思うようになりました。

母&姉VS私の戦いが続きましたが、それをやっていても逆効果だなぁとある時に気づきました。

母も姉も口うるさく言うのは父のためなんだなぁと一歩引いてみるとそのようにしかみえなかったからです。

「自分達も父のために一生懸命やっている」

そのことを私に認めて欲しい、わかって欲しいだけだったのです。

それから私は父にも母や姉にも何も言わなくなりました。

それぞれの話しを「そうかぁ、そうなんだね」と聞いたり自分の話ししかしなくなりました。

昨年の今頃、父のリハビリのために実家から歩いて1分の畑を借りたと母から聞ききました。

父を何とかしようと思う気持ちはそのままですが、それでも母と姉なりに父が少しでも外に出やすい環境を作ろうと一生懸命な気持ちが伝わってきました。

そんな母と姉の思いも通じないようで、この一年、畑の作物の世話は母と姉でやってきたようでした。

畑も広過ぎて手入れをするのが大変とのことで、半分の面積で契約更新したそうです。

いきなりやめてしまうとお父さんも寂しいだろうからと。。

今日、母から電話があって父が週に一度介護施設に通うことになったからと言うのです。

聞きながら「お父さんそういう場所に本当に行きたいのかなぁ?」という疑問が湧きましたが、それでも「そんなんだね」と頷きながら聞いていました。

その介護施設はジムのような運動できる設備があって、無理なく運動することができるそうです。

4年間家に引きこもっていた父の弱った筋力を取り戻すことが主目的で、施設に通う方と触れ合うことが刺激になって外に出掛けるようになるといいなぁという思いもあるとのことでした。

父が最近になって「ちっとも楽しくない」とぼやいていたそうです。

「家にこもり切りで楽しいわけないじゃない」ということで、施設に見学に行って通うことになったようなのです。

「ああ、そっかぁ。

お父さん、とうとうそういう気持ちが出てきたんだ。

頑張ったなぁ」

と思って嬉しくなりました。


「ちっとも楽しくない」

って、「楽しみたい!」って言っているのと同じことなんですよね。

それまで、そういう気力がどうしても出てこなかったのだと思うのです。

やっと抜けたんだなぁ。

よかったなぁ。



施設に通っても、思ったようなところではなく、やめてしまうかもしれないですし、逆に思ったより楽しくて通い続けることができるかもしれません。

行動した先のことはまったくわかりませんが、父が自分で気力を取り戻し、自分の意思で施設に通うこと

を決めたことが素晴らしいことだと思うのです。



父も母や姉に言われるまでもなく、家に引きこもりのままでは弱っていくし、よくないとわかってはいたと思うのです。

それでも、そうする気持ちがどうしても起きなかった。

母や姉に言われれば言われるほど、そんな自分も嫌になるし、頑固になって抵抗し続けるしかなかったと

思います。



私がカウンセリングでアドバイスしないのはそういうことなのです。

アドバイスするのは簡単ですが、アドバイスされたことができないと人は自分を責めて苦しみます。

そんな自分がダメなように思えて、ますます自分が嫌いになります。

もらったアドバイスができないことで新たな苦しみを作ってしまうこともあるわけです。

私自身も小さい頃から母にいろいろなアドバイスをもらってきましたが、それができなくて自分がダメな人間に思えて仕方なかったのです。

それが母の愛だと今はわかりますが、それでもその愛はやはり苦しい。

苦しんだ末に私が学んだことは、間違ったとしても自分で考えて好きなにように行動して行くということでした。

それを私が学ぶための愛だったのかもしれません。

だから、アドバイスするカウンセリングもまた正解なのです。

今私は、責任というリスクはありながらも自分で選択して自由に生きている自分が好きです。

そんな自由をクライアントさんにも感じていたきたという思いから、アドバイスを極力しないカウンセリングをはじめました。


まだまだうまくいかないことも多いですが、自分なりのカウンセリングを作ることを楽しんでやっています。


モニターカウンセリング受けにきていただけると嬉しです。


今日も読んでいただき、ありがとうございましたクローバー


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