娘と京都旅行。
観光タクシーで伏見稲荷の後に感宮に立ち寄り、その後に訪れました。
晴明神社 ～陰陽師 安倍晴明公をお祀りする神社。
ガイドブックを見たところ「パワースポット」として紹介されていました。
近年は一大ブームが巻き起こり、文芸、漫画、映画などを通じて晴明公の存在は広く知られ、全国にその崇敬者を集めるようになりました。
そして、平成15年に晴明神社御鎮座壱千年祭を斎行し社殿の修造と社務所の新築、境内整備が完成しました。
厄難退散・病気平癒にご利益あり。
陰陽師・安部晴明 の念力によって湧き出た霊水で、この霊水を飲むと悪病難疾が平癒するといわれています。
一の鳥居
掛っている額に金色に輝く社紋の桔梗印が特徴的で、鳥居の額は通常、神社名やお祀りしている神様の名前をいれることが多いのですが、この鳥居では、社紋が入っており、全国的にも非常に珍しいものといわれいます。
旧・一條戻橋
安倍晴明公とも縁深い一条戻り橋は平成7年に架け替えられ、現在も南100メートルのところに堀川に架かっています。
源頼光の四天王の一人、渡辺綱が 鬼女の腕を切り落とした場所としても有名で、また、現在でも「戻る」を嫌って嫁入りや葬式の列はこの橋を渡らないのが習わしです。
先代の橋で使われていた欄干の親柱を境内に移し、昔の風情をそのままに「一條戻橋」を再現しています。
式神石像
旧・一條戻橋の傍らに式神の石像がおかれています。
実際は陰陽師が使う精霊で人の目には見えなかったといわれます。
その式神にも多くの伝説に彩られており、安倍晴明公がここにお住まいになっていた折、奥さまが式神を怖がったので橋の下に封じ込んでおり、その式神がこの橋を渡る人の占い、つまり橋占（はしうら）をしていました。
二ノ鳥居
手水舎
二ノ鳥居を潜ると手水舎があり、古来より水は「罪（つみ）」や「穢（けが）れ」を洗い流すものと考えられており、神域に入る者が身を洗い清めるための場所です。
晴明井
手水舎の横にある安倍晴明公が念力により湧出させた井戸がこの晴明井。
病気平癒の信仰があり、湧き出す水は現在でも飲んで頂いて結構です。
水の湧きでるところに注目すると、その歳の恵方を向いており吉祥の水が得られます。恵方は毎年変わり、立春の日にその向きを変えます。
豊臣秀吉が晴明神社の南方に聚楽第（じゅらくだい）を建てた頃にはこの場所が千利休の屋敷でした。また、利休終焉の地で、このあたりで自害したといわれています。
晴明神社 本殿
一番奥に安倍晴明公が祀られている本殿がありま、五芒星が随所にあしらわれ、独特の雰囲気に包まれています。
このあたり西陣は、応仁の乱はじめ、火災には度々遭った地域でもあり、現在の本殿は明治38年に建てられたものです。
安倍晴明公像
当神社が所蔵する安部晴明公の肖像画を基に作成されました。
晴明様が夜空の星をみて遠く天体を観測し、手を衣装の下で印を結ばれている様子をあらわしております。
厄除桃
古来中国、また陰陽道でも、桃は魔除、厄除けの果物と言われております。
古事記、日本書紀などでも魔物を追い払う様が描かれおり、昔話で「桃太郎」もこれに由来するものです。鬼を退治できたのも桃から生まれた桃太郎だったからでしょう。
誰にでも自身の厄やまがまがしいものがあります。それをこの桃に撫で付けて清々しい気持ちになってください。
御神木
樹齢推定三〇〇年。楠はかつて虫除けの樟脳の原料としていました。
樹皮に触れると独特の感覚があります。両手をあてて大樹の力を感じとってください。
敷地内は広くなく、わかりやすく配置されている印象でした。
遥拝礼（ようはいふだ）は「晴明公の力にすがりたい、落ち着きが保てない」そんな時に神社にお参りしたくてもできない方の為に、遥か遠方からでもカードを通して神前を拝むことができる札です。
他にも多種多様なお守り等がありました。
晴明神社
オフィシャルサイト http://www.seimeijinja.jp/
◆関連リンク
母娘京都気まま旅1泊2日の旅／1日目
母娘京都気まま旅1泊2日の旅／2日目
↑ランキング参加中！このブログが気に入った方、参考になった方はクリック！