あるところに光に溢れた場所がありました。
女神さま
「この糸をあの子の指に結んで来ておくれ。」
天使は赤い糸がちぎれないように、そっと自分の指に巻きつけました。
天使が向かう先は、森の中の赤い三角屋根の小さなおうち。
もうすぐ1歳になる赤ちゃんの家です。
誰だって出会いの糸を結ばれて成長していくのです。。
糸は赤いけれど、恋愛だけに限りません。
女の子の指にそっと糸を巻くと、赤い糸は消えてしまいました。
天使
「だいじょうぶ、あなたの大事な出会い人にきっと将来会えますよ」
天使が空に帰る姿を、赤ちゃんは微笑んで見送りました。
ママ
「いいお天気ねえー。お散歩しましょうか。」
ハートのきずな 水彩画 Ｆ４号 モンバルキャンソン紙
渡邉裕美作 (C) Hiromi Watanabe
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ハートのきずな＊水彩画＊ゆり呼の絵アタ詩でコラボレーションさせていただきました♪
ありがとうございました(*v.v)｡
渡邉裕美先生の初めての詩画集です。
購入した本を読ませていただきました。
真っ直ぐに恋する想いを綴っており。。
片思いのアナタも、恋を通りすぎたアナタも
共感する部分が多いのではないでしょうか。
モノクロですが素敵な挿絵も。
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あの人への想いに綴るうた/渡邉 裕美
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