肩こり・筋肉痛 | 結月美妃の“あれアレこれコレ”

肩こり・筋肉痛

 結月でございます。

 

 肩こりは特に右、そして筋肉痛は両腕。あと腰もやや痛い。

 

 土日と二日間にわたって、生後六か月の赤ちゃんを抱っこしたら、肉体的にかなり疲労蓄積。

 

 これからまだまだ大きくなるわけで、そうすると最寄り駅まで抱っこして、そして地下鉄というのはかなりハードになるから、そのときは地下鉄の乗客からの嫌われ者、禁断のベビーカーしかない。

 

 ともかく、この二日間は、魂に深く刻み込まれるような経験をした気がする。

 

 赤ちゃん抱いて地下鉄、そして銀座は初めてだったから、慣れないせいか余計に力が入ってこの筋肉痛がもたらされたに違いない。

 

 これは自動車免許を取ったばかりのときのドライビングと同じで、手汗をかきまくってハンドルを握り、運転し終わったら疲労がドアを開けた途端にドッと路上に零れ落ちるあの感じ。

 

 しかし、昨日は乳児院に勤務経験のある生徒さんが来て、オムツ交換してくれたけど、その手さばきは素早く見事なもので、やっぱプロは違う。さらに抱っこしていても、その立ち姿がプロっぽくて、明らかに何かが違う。

 

 わたしもひとを着付けるときは、そのプロ的手さばきの素早さに驚かれるけれど、わたしのオムツ交換は若葉マークの初心者がする車庫入れレベルだと思う。

 

 昨日は生徒さんがいろいろ手伝ってくれて助かった。オムツからはみ出るほどのダイナマイトなウンチが抱っこ紐にもついてしまって、それを洗いに行ってくれたり、オムツを換えてもらったり、レッスン中もシャンシャンを看てもらったりして、ありがたいと同時に女のすごさを感じた。

 

 もし生徒さんが男だったら、何もできずに立ち往生していたに違いない。

 

 さて。

 

 もうすぐ7月。

 

 「夏と言えば、夏キモノで、しょっ!」(健啖隊風に)

 

 夏のキモノは最も美しいと思う。持っているひとは少ないけどね。

 

 毎年、夏キモノを持ったひとだけでお出かけするというのをやっていたけど、今年はまだ何も思いついていない。

 

 夏のキモノが美しいと言っているくせに、さらに夏生まれのくせに暑いのが超絶苦手なわたしはみんなと一緒にお出かけしないで結美堂で留守番をして、みんなが帰ってきたら宴会をするというメニューだった。

 

 その夏企画をいつも考えてくれていた生徒さんが病欠のままなので、夏が苦手なわたしはお出かけプランを生み出せずにいる。

 

 みんなは着物を着たいのに、っていうか夏に着ないといつ着るんだよ、夏キモノは!という状態にわたしが暑いのを避けてるから駄目なのです。

 

 う~ん、思いつかないけど、どこ、行く?

 

 暑いから、結美堂でエアコン利かせて、ビールでも飲む?

 

 いやいや、それじゃ、キモノを着る意味ないし。

 

 あーあ、駄目だ… わたしってね、これやりたい!って思った瞬間に猛烈なエネルギーが湧いて来る体質なんだけど、ひらめかないときって、かなりダメ人間なのです。

 

 そう言えば、国立新美術館で、「ジャコメッティ展」やってるよ。キモノには全然合わないけど…

 

 やっぱり夏のキモノを持っているひとは、夏に一度は着ないとね。