その後、友達が連れて行ってくれたのは、永保寺近くにある和カフェ「灯屋」さん。
「遊々とありたい」
いい言葉ですね。
さて、足を進めると、まるで武士のお屋敷へお邪魔したような気分に。
通路の右手がカフェで、左手奥は、様々な和雑貨が並ぶギャラリーになっているそうで、
まずは、カフェからお邪魔しました。
家具、柱、壁など、シンプルで落ち着いた色合いの中に、竹や着物、羽子板、凧などの色鮮やかな和物を取り入れデコレーションされていた店内。
飾り付けだけでなく、器やメニューも、思わず好奇心をそそられるもので、
「たとえ一杯のコーヒーや紅茶でも、その時間をゆっくり楽しんでもらいたい。」
そんなお店の方の心配りを感じました。
カフェを出ると、ベンチの脇にけん玉や羽子板が用意されていました。
ギャラリーでお母さん達が買い物をしている間にお子さんたちが遊べるようにかな。
こういうところにも、さりげない心遣いを感じます。
もう一度訪れたくなる空間づくり。
これは、お店に限らず、何においても大切だなぁとつくづく思いました。
さて、カフェでまったり語らった後は、同じお店のギャラリーへ。
こちらも、とっても素敵でしたよ。
着物の帯や、和小物、和家具など、和雑貨好きの私たちにはたまらないものが沢山並んでいました。
着物地の美しさに惹かれて、私は名刺入れを購入しました。
何年かぶりに回転寿司屋さんで食事をし、再び友達のお宅へ。
友達が「マッコリ」とおつまみを用意して待っていてくれました。
思いがけず、「パジャマッコリ」デビュー(笑)。
日頃、東京ー岐阜間で、よく電話で相談し合っている私達。
電話もいいけど、こうして顔を合わせて語れるのはやっぱり嬉しいもの。
Mちゃん、いつもいつもありがとう。
「お互い今年も頑張ろうね」と励まし合った後、Mちゃんが用意してくれたふかふかのお布団で、朝までぐっすり眠りました。
つづく。