かぼちゃのいとこ煮 レシピ2種*冬至に | こどものうちから伝えたい 心と体をつくる 食育と料理〜一緒に食べたい行事食と季節を感じるごはん

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おうちでおいしく、子どもも喜ぶ料理。普段のごはん、イベントの日のメニュー。のぞいてもらえたら嬉しいです。

クリスマスも近いですが、その前に・・・

冬至。


2015年は12月22日です。

冬至は、1年で昼が最も短い日。

地球から見て、太陽が空を通る道(黄道)の最も低い位置に来たときのことを言います。




冬至の食べ物といえば、「かぼちゃ」。

昔から、冬至にかぼちゃを食べると、厄除けになると言われています。

冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかないとも言われています。

かぼちゃにはカロテンが多く含まれるためです。




今日は、冬至に食べたい「かぼちゃのいとこ煮」レシピをご紹介します!


パパっとできる簡単Ver.と、せっかくだからじっくり作ってみる丁寧Ver. 

2つのレシピをご紹介します。






かぼちゃのいとこ煮 (簡単Ver.)

かぼちゃのいとこ煮 あずき缶

◯◎材料◎◯

かぼちゃ ・・・ 1/4個(約400g)
ゆであずき缶 ・・・100g
酒    ・・・ 大さじ1
砂糖   ・・・ 小さじ2
薄口醤油 ・・・ 小さじ1


◯◎作り方◎◯

1 かぼちゃを3~4cmに切る。

2 鍋にかぼちゃ、水150cc(ひたひたになるくらい)、酒、砂糖、薄口醤油を入れ、
 火を付けて沸騰したらアクを取る。

3 落し蓋をして、弱火で15分ほど煮、茹で小豆をかぼちゃのすきまに入れて5分煮る。

     ○     ○     ○     ○

ゆであずき缶が甘いので、砂糖は控えめにします。

薄口醤油を使用した方が、かぼちゃの色をきれいに仕上がります。







     恵比寿カボチャ2      恵比寿カボチャ2      恵比寿カボチャ2




つづきまして・・・・




かぼちゃのいとこ煮 (乾燥豆からの丁寧Ver.)

かぼちゃのいとこ煮 小豆



◯◎材料◎◯

かぼちゃ ・・・ 1/4個(約400g)
小豆(乾燥) ・・・50g
砂糖   ・・・ 大さじ3
酒    ・・・ 大さじ1
薄口醤油 ・・・ 小さじ1


◯◎作り方◎◯

1 小豆を洗い、鍋に小豆とたっぷりの水を入れて、火にかけ沸騰させる。
 2~3分たったら一度ザルにあけて再び鍋に戻し、3倍くらいの水を入れて火にかける。

2 弱火で小豆が柔らかくなるまで30~45分煮る。

3 かぼちゃを3~4cm角に切り、面取りし、皮目もまだらにむく。

4 やわらかくなった小豆の上にかぼちゃを皮目を下にして並べ、砂糖、酒、薄口醤油を入れる。
かぼちゃのいとこ煮作り方

5 火にかけ、沸騰したらアクを取り、落し蓋をしてかぼちゃがやわらかくなるまで煮る。





小豆は水戻し不要です。
洗ったらすぐに煮始めます。


砂糖は控えめです。お好みで増やしてください。




    恵比寿カボチャ1      恵比寿カボチャ1     恵比寿カボチャ1      恵比寿カボチャ1 

どちらのレシピもかぼちゃに小豆をのせないのは、かぼちゃの色をきれいに仕上げるためです。


味わいの違いは

あずき缶を加えて煮た方は、「あんこ」の印象があり、おやつでも食べられそうな味わいです。

乾燥小豆から煮た方は、「あんこ」というより「豆」としての印象があり、豆の風味がしっかり味わえます。

どちらもおいしいですキラキラ3





なぜ、「いとこ煮」というのか、ですが

いろいろと説はありまして、

かたいものから追い追い煮る、「追い追い」=甥

めいめいに煮る = 姪

同じ畑でとれたもの = いとこ

など言われているようです。


また、あずきについてですが

赤は、昔から「邪気を祓う」色とされ、赤い色をした小豆は「邪気を祓う食べ物」とされています。

小豆にも意味があるのですw







次回も、かぼちゃレシピをご紹介しますねニコ














最後までお読み下さり、ありがとうございました!