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安倍首相肝いりの「女性の活躍」ですが、実際にはまだまだ、まだまだな気がします

部長クラス以上の女性がいる企業は実際どれだけあるのでしょうか

クレディセゾン、パソナ、大和証券など、女性活用で有名な企業以外では、女性の部長などごく希、というのが現実です
 


 

入社時が同じで能力も大差ない男女がいたら、なぜか男の方が出世するというのも未だに当たり前です

新卒採用の時点で、男女差や学歴で給料格差があったりして 

「働く女性は輝いている」なんていうのはほぼ妄想と思って間違いありません 

私が働きたいと言ったとき、4人の子供を育て、主婦の鑑のような母に猛反対されました

「子供がかわいそう」というのが理由でしたが

離婚したばかりで働かざるを得なくなった私にとっては、生活費を確保するために何でもいいから働かなくちゃ、とばかりに

就活に励みましたが、バツイチコブ付の30代の女を雇ってくれる会社などほとんどなく、何度も面接に通い、必死で「頑張りますアピール」をしたものです

 

ようやく内定がもらえたのは小さな営業会社でしたが

母の猛反対熱はやまず「子供がかわいそう、自分のことしか考えていない、もっと子供に向き合いなさい」と激しく責められたものです

私の場合は離婚により、自ら働かざるを得なくなったわけで、仕方ない、というか働くのは当然という状況でしたが

この体験では、子育て世代の専業主婦にまで、働け、働けとお尻をたたくのはいかなるものか、とすら思うようになりました

結局その後、内定をもらった会社ではなく、父が経営する経済界に入ることとなって、母もホット胸をなでおろしたようですが

なんたって、雑誌の編集部配属でしたので、早朝のロケ、深夜まで及ぶ原稿の校正に明け暮れる私に

母は「やはり働かせるべきではなかった」と残念そうにつぶやいていたものです

当時小学生だったかわいそうな息子は、母不在により、自分でご飯を炊けるようになったのは母不在効果 なのかもしれません
 
どんなことでも、光と影があるのですね

波乱の中、父から経営を継承してから14年経ちますが

一見華やかに見える女性社長同志、こぼす愚痴に

 

「女が社長をやっている会社とは取引できないと言われた」なんてのはよくあるハナシ 

取引できない理由をちゃんと言ってくれた方がどれだけマシかと切に思うのですが 

女だから、という仕事に関係のない理由でこういうことが未だにあるのも事実です 

また、かつてはゴルフは紳士のスポーツで、淑女はできなかった名残なのか 

老舗名門といわれるゴルフクラブの女性用ロッカーがめっちゃ狭くて驚くこともたまにあります 

女性に選挙権ができたのが昭和20年 

と、いうことは、昭和20年以前に、強い志を持って頑張っていた女性たちがいたから女性も選挙権が得れたのです

女性が仕事をするか、しないか、ということではなく 

何のために仕事をしたいのか、という強い想いがあるのか、ないのか 

男だろうが、女だろうが、「仕事をしたい」という想いが、何かイノベーションを起すのでしょう

この日は関西女性経営者たちと戦略会議

 
  
何の戦略かって、そりゃオフレコですわ~ 

 

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