さて、今日は保健所や動物愛護団体などから選ばれた
候補犬がどの様な道を辿って聴導犬になるのか！をお伝えしようと思います
聴導犬になるためのステップをクリアする為には、長い時間 と 訓練 が必要とされます
候補犬は
↓ （健康チェック・予防接種）
ボランティア家庭（ソーシャライザー）に引き取られる
・・・安定した精神状態で人を信じられる様に、愛情たっぷりに育ててもらう
・・・ワンちゃんの癖を直したりではなく、各々のワンちゃんに合った道を探してあげる目的。
子犬は１～３ヵ月ごとに、いろいろなソーシャライザーのご家庭で暮す経験を。
その間も毎月１回は聴導犬協会にてパピークラスの訓練に参加！
（・車イスの人、杖をついた人に慣れさせる）
（・ザワついた環境での スワレ・フセ・マテ） の基本を覚えさせる目的。
↓
協会に戻る
↓ (適正チャック！） 素養として求められる項目としては・・・
1.健康
2.攻撃性がない
3.何処にいても平常心でいれる
4.社会性がある
5.ストレスに強い
6.労働意欲が高い
適正をクリアして選ばれるのは・・・６００頭に１頭 ほどだそうです
↓
訓練開始 （英国聴導犬協会：メソッドが訓練方法のベース）
絶対に叱らないでワンちゃんを喜ばせる”ファントレーニング”式訓練
・音を聞き分け知らせる
・スーパーに行く訓練
・乗り物に乗る訓練
・どんな大きな音にも動じない訓練 などなど。。。
訓練終了
↓
聴導犬として認定
↓
聴導犬と暮すユーザー候補と犬の合同訓練開始
↓ ユーザーが協会の訓練所に滞在
ユーザーの自宅での実生活訓練
↓
いよいよ 認定試験 ！
聴導犬認定試験では・・・
聴導犬訓練士・耳鼻科医・言語聴覚士・社会福祉士・精神科医
など７．８人の立会い専門分野からテスト。
↓
晴れて聴導犬として認定を受ける。
（聴導犬協会では、ユーザーのペアに対するアフターケアも手厚く行っているそう）
認定されるワンちゃんがいる中で、不適格になるワンちゃん達は・・・
協会では ”新家族” と呼ぶ里親を募り、譲渡しているそうです
聴導犬には向かなかったかもしれないが、基本のしつけが出来ている
ワンちゃんばかり
ワンちゃん好きな人はもちろん、ワンちゃんと暮すのに
慣れてない方でも快適に生活出来るはず
確かにそうです！最終適正ではパスしなかったものの、それまでに厳しい訓練を受けて
いろんな事をクリアしてきた、いわゆる優秀なワンちゃん達なのですから
協会会長の有馬さんとワンちゃん達(*^▽^*)
協会会長の有馬さんは言います。。。
「私はずっと、捨てられる犬、殺処分される犬を減らしたいと思っていたんです。
イギリス留学中に英国聴導犬協会を訪れる機会を得て、ここでは捨てられた命を
生かすだけでなく、障害を持つ人の役にも立っていると知り、なんて素晴らしい。。。」と。
現在日本聴導犬協会では
日本聴導犬・介助犬訓練士学院を開校
多くの聴導犬・介助犬を世に送り出そうとしています
それは・・・障害を持つ人が、積極的に社会に参加する助けになる。
そしてそれは
↓
私達の願いでもある
殺処分される多くの命を救い、人と幸せに暮すワンちゃんを増やす事にも
聴導犬になる事で新たな役割を担ったワンちゃんは、唯一無二のパートナー
として頼りにされ、生きがいを持つ と言います。
どうか 社会福祉法人 日本聴導犬協会のホームページを覗いて見て下さい(^-^)/
そして里親募集のご協力も宜しくお願い致します
社会福祉法人 日本聴導犬協会
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私達の知らないところで、いろんな方達の努力があり、愛があり
ワンちゃん達の人の為に捧ぐ健気な人生があります。
自分にも出来る事はしなくては・・・・そう思わずにはいられませんでした
今日１日も楽しい愛犬ライフをお過ごし下さいね！
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