スペイン通信によると、コスタリカのアビラ保健相は28日、メキシコから帰国した女性(21)と男性(29)の新型インフルエンザ感染が確認されたと発表した。女性は既に退院、男性は入院中だが容体は安定しているという。メキシコ以外の中南米諸国での感染確認は初で、世界では8番目の感染国となる。

 検体を米疾病対策センター(CDC)に送り、最終確認するという。

 保健相によると、ほかに感染の疑いが非常に高い患者が1人いる。

 女性は25日に帰国。同日、サンホセの病院に入院したが、症状が安定したため翌日退院した。男性は24日にメキシコから帰国したという。