こんにちは、我孫子市議の水野ゆうきです。
本日我孫子市議会では放射能対策特別委員会が開催されました。
不覚にも甥と姪の風邪がうつり、咳も止まらず・・・。
まずは副委員長から手賀沼終末処理場に一時保管されている
ごみ焼却灰の3市の搬出について。
その後、私からも質問させていただきましたが、
松戸は既にお知らせしている通り、12月10日から手賀沼終末処理場から
搬出を始めております。
合計11回の搬出スケジュールで1月14日までには松戸市は
搬出が終わる予定になっています。
そして流山市に関しましては、本日議員に報告があり、
12月25日(木)午前9時(予定)から搬出を開始するということです。
一方で副委員長のご指摘通り、搬出も搬入日数と同程度かかることから、
柏市に関して働きかけを行うよう私からも要望しました。
というのも、柏市は296t(松戸52t、流山178t)と2市と比較しても
多く、未だ搬出スケジュールが示されていません。
市の答弁によるとこうしたスケジュール等は千葉県が間に入っている
とのことでしたので、柏市の搬出については千葉県に働きかけを
してもらいたいと話しました。
また、流山市、柏市の搬出スケジュールも市民にホームページ含め
情報提供を行うように市に求め、更に一番重要な最終処分場に関しては、
各自治体が持ち帰ったから終わりということではなく、
不意の衆院選でこの問題が棚上げになっている印象からも
關係市と引き続き早期に最終処分場について国に要望することを
質問したところ、手賀沼終末処理場に3市のごみ焼却灰が無くなっても
働きかけていく、という答弁を得ています。
そして東京電力の損害賠償問題についてです。
今議会における市長の報告では関係市と連携を図り、
原子力損害賠償紛争解決センターへの申し立てを行う方向で検討を
進めている、とのことでした。
この問題はやはり私もこれまでの本会議等でやり取りをしている内容で
本日の委員会によると、この機関への申し立ては議会での議決が
必要とのことで、3月議会で示して、いきたいとのことです。
今回申し立ては県内9市で行うとのことで、これまでこの機関で
自治体と東京電力で和解となった事例は岩手県内であるとのことです。
私からは時期や内容について質問と要望をしています。
まずこの申し立てから和解まで4~5か月程度を目指しているとのこと
(原子力損害賠償紛争解決センターHP)。
現在我孫子市では平成23~25年度で東京電力に請求している額で
未払いとなっているのは約2億8350万円とのことで、この部分について
原子力損害賠償紛争解決センターに申し立てするとのことですが、
平成26年度分ももちろん生じてくるわけで、毎年この機関に依頼する
というようなことではなく、継続的に放射能対策の実費は
しっかりと払われるような内容を盛り込むように要望しています。