シネスイッチの金曜日のレディースデーで観てきました。
【あらすじ】
公務員のジョン・メイ(エディ・マーサン)は、ロンドン南部ケニントン地区で
亡くなった身寄りのない人々の葬儀を執り行う仕事をしている。
いくらでも事務的に処理できる仕事だが、律儀な彼は常に死者に敬意を持って接し、
亡くなった人々の身内を捜すなど力を尽くしていた。
糸口が全て途切れたときに初めて葬儀を手配し、
礼を尽くして彼らを見送ってきたが……。
LILICOさんがおススメしてなかったら気付かずに終わっていたと思いますが、
ブランチで紹介されていて気になっていました。
かなり地味な映画でした。
孤独死した人の身内を探す仕事、そういう仕事もあるのですね。
ジョン・メイは、時間をかけ、時には遠くまで出向き、死者の身内や、
知人を探し、葬儀の日時を知らせます。
ほとんどの死者が訳ありなので、参列を断られてしまいます。
その場合は、代わりに葬儀に参列し、丁寧に土葬をします。
そんな彼に、経費節約の為代わりの人を雇うのでと、クビ宣言が!
確かに、彼の仕事は時間もお金もかかる・・・。
ハイっとハンコを押せば終えることも出来る仕事です。
引き継ぎ前の最後の仕事のため、ジョン・メイは最善を尽くし、
一人でも参列してもらうために翻弄します。
ジョン・メイの気持ちが通じたのか、最初は邪険にして相手にしなかった
身内、知人達も、葬儀に参列してくれることになりました。
そして、最後の仕事に向かうジョン・メイを待っていたのは・・・。
ネタバレになるのでこの先は書けませんが、涙が溢れます。