今更ながら「インセプション 」を借りました。
劇場公開時評判が良かったので観たかったのですが、たぶん私はこんがらがって、
??マークになりそうだったので、DVDでゆっくり観た方がいいのかなと思いました。
やっぱりレンタルにして正解だったわ~。
1週間レンタルだったので、日本語吹替えで2回も観ました。
で、ようやく分かったような感じ・・・。
劇場で一人で観なくて良かった^^;)
【あらすじ】
コブ(レオナルド・ディカプリオ)は人が夢を見ている最中に、
その潜在意識の奥深くにもぐり込んで相手のアイデアを盗むことのできる優秀な人材だった。
彼は、企業スパイの世界でトップの腕前を誇っていたが、やがて国際指名手配犯となってしまう。
そんなある日、コブの元に“インセプション”と呼ばれるほぼ不可能に近い仕事が舞い込む。
始まりからいきなり何??で、途中で嫌になりそうになります^^;)
ここをぐっとこらえて先に進んでね。
渡辺謙演じるサイトーが、コブに依頼したのは、ライバル社を潰すための記憶の植え付け
(インセプション)と言うミッション。
しかし、その位の事でここまでするか?って感じです。
相手を騙すために、航空会社ごと買い取ったり、お金も異常にかかるし、
夢から戻って来れず、”虚無”状態になると言うリスクも有る。
(ま、このリスクは、コブだけが知ってて、みんなは知らなかったみたいですが)
寝ている間の夢に入り込む構造がかなり複雑。
1層目、2層目、3層目とどんどん深くなって行くの。
時間の感じ方も違っていて、1層目の夢での10秒は、2層目では20分、3層目は1時間と言う具合。
1層目の夢で車が揺れると、2層目、3層目も揺れるのが面白かったです。
コブ達は夢の景色や建物、人物設定などを設計するプロなのに、
入り込んだ人が持つ潜在意識が、予想もしない登場人物(敵)を作り出し、それを退治するのが大変。
しかも、誰かの夢に入りながら、その夢の中でまた別の人の夢に入ってたりするので、
ホント、分からなくなっちゃいます。
本人たちも、今が夢か現実かが分からなくなるので、各自が”トーテム”と言う、
夢と現実を区別するモノを持っています。
コブのトーテムは、独楽みたいな小さなモノで、これが回り続けていると夢なんです。
最後のシーンは、この独楽の動きで、観ている人に解釈を委ねる終わり方です。
回り続ければ、夢、止まれば現実。。。
果たしてどっちなのか?
映像は凄かったけど、ちょっと疲れました^^;)
★★★