矛盾的表現がユニ-ク!スルメの一冊?! | 夢ハピ☆ブログ♪

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家族、学び、自己成長の日々・・息子2人と娘1人、只今子育て真っ最中の3人の子持ちママです。子育てに励みながらも、両立しながら、キャリアアップ実現の夢を叶えるべく、日々邁進していくことを目標にしています。

教育原理の講義にて使用した資料。・・・仏思想家ルソ-の著書”エミ-ル”

この本は、教育論について書かれた本なのであるが、正論のすぐ後に、破壊的論述がなされ、

それが妙に面白く、読み手として惹きつけられてしまった。


目例えば・・・

正論右矢印”死を防ぐことよりも、生きることが必要なのだ。生きる事、それは呼吸する事ではない。

     活動することだ”

破壊的論述右矢印”百歳で葬られる人が、生まれてすぐ死んだのと同じようなこともある。

         そんな人は、若いうちに墓場に行ったほうがましだったのだ。”

パー私から一言・・・叫びもうすぐ百歳になる祖母と、既に亡くなった弟に何と言えばよいの!?


正論右矢印”世界で一番有能な先生によってよりも、分別のある平凡な父親によってこそ、

     子供は立派に教育される。”

破壊的論述右矢印”しかし、用事が、つとめが、義務が・・・。ああ、義務。たしかに、いちばん軽い義務は父としての義務なのだ。”

       

正論右矢印”わたしたちがついて学ぶ最初の哲学の先生は、わたしたちの足、わたしたちの手、わたしたち    

     の目なのだ”

破壊的論述右矢印”そういうもののかわりに書物をもってくるのは、わたしたちに推論を教えることにはなら 

          ない”

パー私から一言・・・叫びあの~教育学を追求されたい方に、この本をオススメしたいのですが・・・)


というふうに・・・にひひひらめき電球なるほどビックリマークと思う文章表現に左下矢印


”社会人は奴隷状態のうちに生まれ、生き、死んでいく。生まれると産衣にくるまれる。死ぬと棺桶に入れられる。人間の形をしている間は、社会制度にしばられている。”・・・とある。


教育哲学でもあり、格言ともとれる内容で、

何となく、とっつきにくさがあるような感じもするが、

読んでいくと、なかなか味がある、スルメ的一冊。

デュ-ク著民主主義と教育”の内容に比べれば、比較的易く、”教育とはいかにはてなマーク

を理論で学びたい方に、是非ともグッド!オススメしたい内容です。


引用及び参考文献・・エミ-ル/上巻、ルソ-著、岩波書店;出版