やせすぎると妊娠できない!?妊娠・出産にまつわるウソホント | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

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妊娠・出産を考え始めると、色々なところで様々な情報を見たり聞いたりすると思います。しかし、中には信憑性が薄いものも。

【特集】妊娠・出産のウソホント

ここでは、妊娠・出産にまつわる情報の“ウソ”“ホント”について、あわせてご紹介します。

◆結婚して1年なら妊娠しなくてもまだまだ大丈夫?

答え:どちらともいえない

一般には20代であれば1年以内に80%が妊娠するといわれていますが、妊娠の確立は年齢とともに下がってきます。結婚1年目でも、35歳以上であれば1年を待たずに検査を受けた方が良いでしょう。

◆生理痛がヒドイと妊娠できない?

答え:どちらともいえない

ヒドイ生理痛の原因として、子宮内膜症やクラミジア感染症があります。
子宮内膜症が進行すると、卵巣や卵管が癒着して卵子の通り道がふさがれたり、卵巣に出血が溜まるチョコレートのう腫があると正常な排卵が難しくなります。またクラミジア感染症も卵管が癒着することがあります。ヒドイ生理痛にはこのような病気が隠れていることがあるため、不妊の原因になることもあります。

◆不妊検査で問題がなければ自然妊娠できる?

答え:ウソ

現在では不妊の原因は、女性が4割、男性が4割、両方あるいは原因不明が2割程度といわれています不妊検査で、全ての問題が見つけられるわけではありません。原因不明のことも多いのです。その場合は、人工授精や体外受精が必要となることがあります。

◆太りすぎ・やせすぎは妊娠と関係ない?

答え:ウソ

肥満の人はホルモンバランスが悪く、月経不順や無排卵性月経になりやすく、BMIが30以上であれば不妊の原因といわれます。逆にやせすぎの場合も、「今の状態で妊娠すると身体が維持できない」と脳が判断し、正常な排卵をやめてしまうことがあります。「ダイエットで急激にやせたら生理が止まった」というのはこのためです。見た目の体型だけではなく、 BMI値を意識するようにしましょう。

◆妊婦さんの近くにいると妊娠しやすい?

答え:どちらともいえない

医学的には根拠はありません。しかし「あやかりたい」という前向きな気持ちはOKです。ただし、不妊治療中などで妊婦さんを見るのが辛い時は、逆に近くにいることでストレスになることも。自分の気持ちに正直に。無理をしないでください。

◆若く見える人はいくつでも妊娠できる?

答え:ウソ

見た目が若くても、体内、特に卵巣年齢までも若いとは限りません。一般に、35歳を過ぎると妊娠のしやすさは低下します。ここ数年、30代でも閉経を迎えてしまう「早期閉経」も問題になっていますので、卵巣年齢を調べる検査などを受けてみるのも良いでしょう。

◆1人目がすぐできたから、2人目もすぐできる?

答え:どちらともいえない

結婚してすぐに1人目ができたらから、2人目はいつでもできるとは限りません。もっとも考えられる原因は加齢です。
例えば、1人目の出産から3年でも、卵子や精子の年齢からみると大きな3年であり、卵子も精子も年を取ってしまい、妊娠しにくい状態になっていることが考えられます。また、性行為の回数が減る、ということもあるようです。

◆1人目が帝王切開だから、2人目も必ず帝王切開?

答え:どちらともいえない

1人目が帝王切開だった場合、子宮には傷がのこっていますので、妊娠中はゆっくり子宮がおおきくなるため妊娠経過中は大丈夫であることも多いのですが、出産間近まで大きくなることや、出産時の子宮収縮に耐えられないことがあります。

多くの医療機関では、1人目が帝王切開だった場合は2人目も帝王切開が勧められますが、中には2人目は自然分娩を行うところもあります。いずれにしても子宮や胎児の状態にもよりますので、医師とよく相談のうえ、安全な出産が出来る方法を選びましょう。

MocosukuWoman編集部