STARMARIEのファンの皆様、
関係者の皆様、2/19の単独公演ご来場ありがとうございました!



アジアツアーファイナルから8ヶ月、
武道館を目指すSTARMARIEという船は、
大きな改革を求められていました。


目標から道のりを逆算する、など、
中学生でも周知の事実ですが、なかなかできないのが人間です。

僕は、それは自分でブレーキをかけていることが大きな原因だと思っています。
自分の実力や可能性を、自ら閉ざしています。
まず、それを取っ払おうと思いました。
プロデューサーである僕自身が。
次は、メンバー、スタッフにもそれを徹底しました。

夢は必ず叶うと。


次に、今いるファンの皆さんが自信を持って、
STARMARIEと言えることを大事にしようと思いました。
海外で活躍することも、アニメの主題歌を歌うことも大事。
テレビやラジオにも難しいけど出れるだけ出たい。
ファンにSTARMARIEって言って、自慢してもらいたい。

そして、ステージを大切にしたい。

ライブは集客も大事ですが、
お客さんが少ないことより、
そこにいる(例え10人のお客さんでも)人を楽しませることができないことのほうを問題視しました。

感動を提供することでお金をいただこう。

12月にTwitterの件で叱咤いただきましたが、
STARMARIEの世界観、楽曲、ダンス、メンバーの生き様、カリスマ、人間性など、
アーティストSTARMARIEを好きになってもらえるように考えました。

感動に対してお金をもらう、ということが、
自覚と自信に繋がって行きます。プロ意識に繋がっていきます。

メンバーはひたすらレッスンをしました。
不安や悩みなど生きている限り、当たり前ですから、
壊れるかうまくいくかの2者択一みたいになっていきました。



歌に力を入れました。
歌は上手な人が歌うもの。
一生懸命歌う、だけではプロでは通用しない。

でも、それは一部間違いでした。
上記の、感動に反しました。
それまでダンス重視・世界観重視だったパフォーマンスに、
歌の概念を取り入れました。


のんちゃんとひぃちゃんのパートが比較的多かったですが、
まずは、かえでに大きな期待を寄せました。
彼女を長いこと見て来て、ソロライブも見て、
彼女こそが自分でブレーキをかけているんじゃないかと。
最大限まで引き出そうと思いました。
力強さの中に艶。2次元と3次元を行ったり来たりできる声。


もにゃは、複数の声を操れることを活かそうと思いました。
魔力、サーカス、ボーカロイド、
ファンでなければ彼女が同一人物であることを判断できないと思います。
さらに、ライブ未発表の「星祭りの夜 君を殺しに行く」でも新境地を開拓しています。


しのの件は誤算でした。
声の病気を患っていました。
STARMARIEは今、止まれない。
病気と付き合っていくしかない。
反して、同じくパートを増やして行きました。
伸びしろが一番ありました。
悩んでいるでしょうが、
彼女は生き様こそが、きっと感動を呼ぶのではないかと思います。
かっこいいアーティストになって欲しい。
もう少し様子を見ながら、経過をご報告できればと思います。


ひぃちゃんからバレンタインのメッセージをもらって、
それが、僕が最近あった一番嬉しかったことでした。
「私はネガティブなことばかり言いますが、スタマリが売れるまでは絶対辞めません」
と、書いてありました。
あぁ彼女もブレーキを外したなと思いました。進もう。

6/22 武道館宣言を出したのんちゃん。
STARMARIEは彼女のためにあります。
彼女がSTARMARIEです。
だから、僕は彼女のために武道館へ行く、ということを考えています。
苦労ばっかりだったもんね。
事務所批判された時は、のんちゃんが怒る。
それ以外で怒っているのんちゃんを見たことがない。
だから絶対、彼女の宣言を結実させなけばならない。



最後に、STARMARIEはダークファンタジーから、
ファンタジーに、コンセプトを広げました。
アニメタイアップは明るい歌を求められるので、
STARMARIEとしての折り合いをつけなければならない時期でもありました。

「死を歌う」なんてのを考えましたが、
暗い曲だけでなく、明るいファンタジーもセットリストに組み込んで行こうと思いました。
まだまだトライ段階ですが、
これも同じくメンバーの潜在能力を引き出し、魅力を伝えていくことにもなると思っています。


そうやってブレーキを外したら、STARMARIEチームは大きくなりました。
松本さん始め、木田さん、姫、衣装の重野さん、プトマヨさん、リオンさん、メイクの高石さん、
音響の難波さん、照明の大貫さん、REC&マニュピレートの堀岡さん、
ファンクラブ運営の諸熊さん、舞台の南さん、カメラのでこいさん、甲斐さん、西田さん、
撮影の畑本さんチーム、777の原さん、そめたん。他にもたくさん(割愛してごめん)
いつの間にか、大きなチームになっていました。
こういった人たちが、さらに僕らにこう言ってくれるんです「夢は叶う」と。



最後に、ファンの皆様。
STARMARIEという船が向かう方向は、いつでも僕に聞いて下さい。
感動を提供できるように、武道館に行くために、
そしてメンバーが一生この仕事ができるように、
そういった観点でいつも考えています。


STARMARIEの夢、スタッフの夢、ファンの夢、一緒になった時に、
武道館の扉が開くと信じています。

ご心配おかけしますが、これからもご指導お願い致します。

次は、東名阪ツアー、チケット先行予約開始!!