岐路
人にはそれぞれ岐路がある。
生きていく上で、色々な選択をする。
何をするのか。
どう生きていくのか。
それは生きている限り、一生涯続いていくもの。
人はそれぞれが自分の進むべき道を自分で決め、進んでいく。
その道を進んでいく上で、岐路がある。
目的地まで真っ直ぐな道。
ぐにゃぐにゃ曲がっている道。
目的地から更に次の目的地に向かう未知な道。
色々な道がある。
1つ言えることは人生という道は前に進むことしか出来ない。
振り返ることや立ち止まることはあっても戻ることは出来ない。
今日、1人の男が決断した。
今までの道から新たな道への決断を。
彼は大きな岐路に立ち、自分と向き合い、考え、悩み、葛藤し、決断を下したのだと思う。
新たな道を進むことを。
彼のその決断は俺にとっても衝撃だった。
正直な気持ちは、「寂しい」の一言。
彼がこの決断を下すまでに、色々な話をした。
何度もね。
ずっとフットサル界の先頭を走ってきた彼にとって、新たな挑戦、新たな道を切り開いていくことを決断したのはこの先もきっとフットサル界の先頭を走っていくことに変わりはないのだろうと思う。
何をするのかはわからないけど、きっとフットサル界を今以上に発展させることを考え、行動するのかな。
選手という立場でなく、違う形として。
その彼とは
名古屋オーシャンズの木暮賢一郎選手。
名古屋の10番であり、日本代表の10番。
フットサルをやっている人なら知らない人はいないと思う。
俺と同じ年。
元チームメイトであり、友であり、俺がずっと背中を追いかけてきた存在。
ファイルフォックスでも、代表でもチームメイトとしてずっと一緒にプレーしてきた。
この数年は代表でもお互いキャプテンをやらせてもらい、日本代表の現状と未来について、フットサル界の将来についてずっと話してきた。
お互い、同い年だけど全く違う性格だからか、同じことに関しても全く違う考え方をしていた。
彼が見据えていたのは常にフットサル界の未来の為であり、フットサル日本代表の将来だった。
誰よりも長く代表でプレーをし、誰よりも早く海外に行ってプレーをし、世界のトップレベルを感じてきた彼には日本代表に必要なこと、日本のフットサル界に必要なことは確実にあったのだと思う。
だから、時にチームメイトに厳しく求めることはあった。
スペインでプレーしていた頃は特にその要求は強かったし、求める部分は厳しかった。
代表でも選手同士がぶつかることも多々あった。
でも、それは全ては日本が勝つために必要なことだった。
言葉だけでなく、結果でもそれを何度も証明していた。
俺なんか、練習、試合問わず良く厳しい言葉を浴びせられてた。
ムカついたこともあったけど、最もなことばかりで、出来てないから言われるのであって、出来れば言われないだろうって思い、必死に練習した。
だから、今の自分がいるのだと思う。
グレの存在が、グレに追い付き、追い越したいという気持ちがあったからこそ、今の俺はフットサル選手としてプレーが続けられている。
去年、ワールドカップが終わって、お互い、今後どうするって話になったとき、俺は選手を続けるという結論をだした。
グレは・・・今日、引退という決断を出した。
彼が考えに考え抜いた結論。
寂しいけど、俺が言えることは何もない。
一言、言えるとしたら「ありがとう!
そして、お疲れ様」かな。
本当に15年間、お疲れ様でした。
生きていく上で、色々な選択をする。
何をするのか。
どう生きていくのか。
それは生きている限り、一生涯続いていくもの。
人はそれぞれが自分の進むべき道を自分で決め、進んでいく。
その道を進んでいく上で、岐路がある。
目的地まで真っ直ぐな道。
ぐにゃぐにゃ曲がっている道。
目的地から更に次の目的地に向かう未知な道。
色々な道がある。
1つ言えることは人生という道は前に進むことしか出来ない。
振り返ることや立ち止まることはあっても戻ることは出来ない。
今日、1人の男が決断した。
今までの道から新たな道への決断を。
彼は大きな岐路に立ち、自分と向き合い、考え、悩み、葛藤し、決断を下したのだと思う。
新たな道を進むことを。
彼のその決断は俺にとっても衝撃だった。
正直な気持ちは、「寂しい」の一言。
彼がこの決断を下すまでに、色々な話をした。
何度もね。
ずっとフットサル界の先頭を走ってきた彼にとって、新たな挑戦、新たな道を切り開いていくことを決断したのはこの先もきっとフットサル界の先頭を走っていくことに変わりはないのだろうと思う。
何をするのかはわからないけど、きっとフットサル界を今以上に発展させることを考え、行動するのかな。
選手という立場でなく、違う形として。
その彼とは
名古屋オーシャンズの木暮賢一郎選手。
名古屋の10番であり、日本代表の10番。
フットサルをやっている人なら知らない人はいないと思う。
俺と同じ年。
元チームメイトであり、友であり、俺がずっと背中を追いかけてきた存在。
ファイルフォックスでも、代表でもチームメイトとしてずっと一緒にプレーしてきた。
この数年は代表でもお互いキャプテンをやらせてもらい、日本代表の現状と未来について、フットサル界の将来についてずっと話してきた。
お互い、同い年だけど全く違う性格だからか、同じことに関しても全く違う考え方をしていた。
彼が見据えていたのは常にフットサル界の未来の為であり、フットサル日本代表の将来だった。
誰よりも長く代表でプレーをし、誰よりも早く海外に行ってプレーをし、世界のトップレベルを感じてきた彼には日本代表に必要なこと、日本のフットサル界に必要なことは確実にあったのだと思う。
だから、時にチームメイトに厳しく求めることはあった。
スペインでプレーしていた頃は特にその要求は強かったし、求める部分は厳しかった。
代表でも選手同士がぶつかることも多々あった。
でも、それは全ては日本が勝つために必要なことだった。
言葉だけでなく、結果でもそれを何度も証明していた。
俺なんか、練習、試合問わず良く厳しい言葉を浴びせられてた。
ムカついたこともあったけど、最もなことばかりで、出来てないから言われるのであって、出来れば言われないだろうって思い、必死に練習した。
だから、今の自分がいるのだと思う。
グレの存在が、グレに追い付き、追い越したいという気持ちがあったからこそ、今の俺はフットサル選手としてプレーが続けられている。
去年、ワールドカップが終わって、お互い、今後どうするって話になったとき、俺は選手を続けるという結論をだした。
グレは・・・今日、引退という決断を出した。
彼が考えに考え抜いた結論。
寂しいけど、俺が言えることは何もない。
一言、言えるとしたら「ありがとう!
そして、お疲れ様」かな。
本当に15年間、お疲れ様でした。