3クール目の初戦。
相手は長野パルセイロ。
ゼルビアのスタメンは李漢宰選手が復帰し、ほぼベストメンバーに戻る。
急きょスカパーを契約し、タブレットにかじりつく。観戦。応援。そして敗戦。
パルセイロ2-0ゼルビア。
見事な完敗だった。

長野は速かった。
気合いが感じられた。
何人も坊主頭にして臨んでいた。髪型で必ずしも気持ちが入るとは限らないが、少なくとも今回はそうだった。
勝又選手も良かった。ゼルビアにいた頃を思い出した。ダイビングヘッド先取点は見事だった。山田選手の高速ドリブルとディフエンス二人を引き剥がしてのセンタリング、宇野沢選手のフィニッシュも同様。
ホントに3位なのか?と思った。

ゼルビアの良いところを見つけるのは難しい試合だった。前半に戸高選手がドリブルで切れこんだ場面、前半終了間際の崇文選手のフリーキックなど、わくわくする場面は数えるほど。後半は追加点をとられるまでの動きは悪くなかったが、決定機が作れず。 1人1人が孤立している感じ。J22戦と同様にサイドをぶち抜かれてセンタリングで失点。走り負ける場面も多かった。

今年は何とか1位でいけそうだと思っていたが、スカパーでじっくりゼルビアサッカーを見ていてらそれは『驕り』があったなと思った。小田急の車内広告の通りゼルビアは『挑戦者』。壊れたチームをみんなで作り直している途中。謙虚に必死に力をつけるとき。ベストメンバーだから勝てるわけでなく、1位だから横綱相撲ができるわけでない。

開幕当初のようなハイプレス、ショートカウンターで走り負けないサッカーは見ていて痛快だった。走力と連動した動きで相手を圧倒したゼルビアに磨きをかけ、あと10試合を戦い抜いて欲しい。








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