今日は入学手続き、暖かい春の陽気の中、僕は研究室に入ってくるという4人のM1に期待しながら学校へといった。

大勢の人が並ぶ大講義室、そこで僕は並び入学手続きをする。

そこへ一人の男が僕に話しかけて来た。

「すみません、ボールペン貸してもらえませんか?」

振り返るとそこにいたのは185センチほどの身長痩せ型の茶髪の男性だった。

「いいですよ」といいボールペンを渡すと彼は人なつっこい口調で僕に話しかけてくる。

「どこの研究室ですか?、俺田中研なんですよ」

「あっ僕もです」とちょっと人見知りをする僕は恥ずかしそうに話した。

「まじっすか、俺上谷正則っていうんだよろしく」

「こっ、こちらこそ、僕は中田剛です」

仲良く成れそうだと思い僕は二人で昼ごはんを学食で食べ、田中教授に挨拶に行くことにした。

そのときだった・・・

「あの~田中研の人ですか?」

165センチ程度の長身で細身の女性が声をかけてきた。僕の好みのタイプだ。

大きな瞳をウルウルさせながら

「菊川真奈美っていいます、よろしく」

・・・・かわいい・・・・すきだと僕はひとめぼれしてしまった。そしてこの後残りの二人と会うことになる