【相鉄線】『開かずの踏切』解消へ。終電から始発までの挑戦。 | 横浜市会議員(南区) 遊佐大輔(ゆさだいすけ) 公式ブログ
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おはようございます。ゆさ大輔です。


横浜市教育委員会での予算質問から一夜明け、多くの方から反響をいただいています。


いじめ問題に終わりはなく、引き続き全力で取り組んでいきたいと改めて感じているところです。


さて、先週3月4日(土)深夜、正確には日付が変わって5日(日)の終電から始発にかけて、相鉄線『星川駅』から『天王町駅』の連続立体交差事業の工事現場を視察させていただきました。


簡単に言うと、『開かずの踏切』を解決するための事業です。


駅から駅までの約1,800メートルを高架化、9ヶ所の踏切をなくし、交通渋滞を緩和して安全性を高めるため、相鉄・横浜市・国が一緒になってこの課題に取り組んでいました。


実は、相鉄線には9ヶ所の踏切があり、そのすべてで慢性的な交通渋滞が発生しています。


さらに、商業施設や住宅の増加によって今後も交通量が増えることが予測されていました。


何も知らずに日曜日の電車に乗られた方は驚かれたのではないでしょうか。


それもそのはず、駅のレイアウトが変わって線路もカーブしているからです。


線路がカーブ・・・。


ピンとこないかもしれません。


どうやって線路のレールを曲げていると思いますか?


正直、現代においてこうした地道でアナログな作業とは思いませんでした。


同時に、日本が誇る鉄道技術の高さに感動しました。


2枚目の写真でお分かりになるか・・・。


なんと、すべて手作業で曲げているんです!!


長い鉄の棒を使って、掛け声とともに一斉にずらす。


絶対に事故が起きないよう微調整に微調整を重ねていく。


さらに、始発までにすべての作業が終わらせなければならないため、何度も何度も会議を重ねて細かいスケジュール確認をしてきたとのことでした。


ムダ一つない工程に本当に感動しました。


横浜市では道路局所管の事業として何年もかけて『開かずの踏切』解消に向けて取り組んできましたが、日頃何気なく利用している交通インフラの背景に、こうした壮大な挑戦が隠されていたとは思いもしませんでした。


現場第一。


質問づくりで徹夜が続いていた時だったので、良い刺激をいただいた視察でした。