6/13~6/14は底物師の方々のチャーター便に相乗りさせてもらい、島根県隠岐の島・島後方面へ釣行しました。
狙いはショアジギングでヒラマサ、底物狙いでイシダイです。
6/13の2:30頃に七類港を出発し、5:00過ぎには中村港へ到着。
渡船は漁師の宿・民宿 浜田屋 を利用。
荷物を移し変えたり、渡船の順番を待っていたりして、6:30頃にいざ渡船となったのですが、ウネリがきつくて乗れる磯がほとんどない事態に。
湾奥の青物が回遊してこなさそうな磯か、潮通しが良いもののイマイチ燃えない一文字の二択となり、相談した結果、青物の可能性はありそうだし、場所移動が楽なのでウネリが落ちるまでは一文字で釣りをすることとなりました。
青物を狙うも思ったより水深がなく、潮は動いていません。
ある程度青物を狙った後は底物を狙うも、エサ盗りのアタリのみ。
ブレードでボトムを探るとマハタの幼魚が釣れただけ。
結局ウネリは落ちず、一文字で最後まで釣りをすることに(゚ー゚;
16時に納竿し、宿に戻って風呂に入った後は、ライトタックルを持って近くを流れる中村川へ遊びに行きました。
ヒラセイゴ(?)やらセイゴやらソゲがコンスタントにチャイス&バイトしてくれるので、めっちゃ楽しいですヘ(゚∀゚*)ノ
あまりにも楽しめたので晩御飯後も遊びに行き、ミノーでクロソイ35cmやセイゴがヒット。
もっと色んなルアーを持っていれば、もっと遊べたと思います。
翌日は4時過ぎに出船。
ウネリはさほど落ちておらず、本命ポイントの隠岐の島の「沖ノ島」には渡れません。
仕方ないので沖ノ島のやや西にある大黒島 に渡ることにしました。
ここも青物の一級磯らしいです。
ウネリがあり、磯際には良いサラシがあったので、渡礁してすぐにプラッキングをするも、メバルが何回かミノーに出たのみ。
友人はワームで尺近いメバルをヒットさせていました。
一通り探った後はショアジギングを開始。
タックルはミュートス96HH+ステラ8000HGで、ラインはPE4号、リーダー18号、ジグはスティンガーロング120gを使用。
オフショアでは釣れないと噂のスティンガーロングですが、ショアではヒラマサのヒット率が高く、仲間内で大人気のジグです。
バーチカルで引くのと、斜めに引くのとでは動きが違うのでしょうか。
底の地形がわからないので、島を歩き回りながらジグを投げ続けていると、島の西面で水深があって潮が動いている場所があったので、そこで腰を据えました。
最初のヒットは6時ごろでしょうか。
2回目のフォールから1秒/1回転ぐらいのゆっくりしたワンピッチでしゃくり続けていると手前50mぐらいのところの中層でヒット。
あまり引かないのでハマチかと思いましたが、ちらりと見えた鮮明なオレンジラインはヒラマサ。
少し磯際で抵抗されましたが、難なく抜き上げ。
50㎝あるかないかの小マサでした。
次はその30分後ぐらい。
1匹目と同じぐらいのところでヒットしましたが、残念ながら一瞬でフックアウト。
そのまますぐにシャクリ直すと、直後に再度ヒット。
ひったくるようなアタリだったので、ヒラマサだろうと判断し、この立ち位置では磯が張り出しているので、ある程度浮かせたところで無理矢理頭をこちらへ向けさせ、強引にゴリ巻き。
根に擦られることなく無事抜き上げました。
70cmちょいぐらいのヒラマサでした。
次のヒットはヒラマサを〆てクーラーに収め、元の立ち位置に戻った一投目。
着底から10シャクリ目ぐらいでヒットしました。
しばらくはあまり引かなかったのですが、磯際へ来ると思い出したかのように激しく抵抗し、一番の懸念事項だった張り出した根にメインラインが引っかかってしまい、あっさりラインブレイク。
油断していました…orz
ちらりと見えた姿は、さほど大型でもない70cmぐらいのヒラマサ。
ショアからの釣りでは、70cmクラスの中型ヒラマサでも、磯際で走られてしまうとあっさりラインブレイクをくらってしまいます。
ソコが難しくて面白いところなのですが…切られると悔しいです。
僕のスティンガーロングを返して…(´・ω・`)
リーダーを組み直し、ジグをケイタンジグ125gに変えて元の立ち位置へ戻り、しばらくガツガツとしゃくり続けていると、もうすぐジグを回収するという手前でひったくるような激しいアタリ。
足場が悪かったので思わずバランスを崩しそうになりました。
ヒットしたヒラマサは、そこが危険地帯だと知っているかのように根が張り出しているところへまっしぐらに走るので、気が気ではありませんでした。
今回は強引なやりとりはせず、怒らせないようにやんわりとやりとりし、ラインが根に擦れないように足場を変えながら磯際へじわじわ寄せ、最後は波に乗せてランディング。
お腹がやけにパンパンだったので後でさばいてみると、10cmちょいぐらいのスズメダイが2匹入っていました。
ボリュームあるジグが良かったのかもしれません。
70cm級のヒラマサは両方メスで大きな卵を持っていました。
産卵が近いようです。
その後はアタリっぽいものはあったものの、友人らがヤズや小マサを上げただけで、12時の納竿の時間となりました。
初めての島後でしたが、魚影は濃く、釣れそうな磯が多く、是非また近いうちに釣行したいものです。
ちなみに中村周辺の磯はほとんどが北向きのため、北からウネリが入ると青物が狙える磯に渡れなくなる可能性が高いです。
釣行するならべた凪の日を選んたほうが良さそうです。