さっきの記事の続きです。
②ピラミッド社会
少し前に「ワンネスとは、結局「和」です。」という記事を書いたんだけど、その内容とほぼ同じことを今から書きます。
西洋社会には「和」という概念が存在しません。
人間は地球の管理者という立ち位置の宗教観なので、そもそも自然と人間なら、人間の方が上という考え方根底にあります。
更に、その人間の中でも人種や職業、年収によって上下関係が決まっていきます。
だから、西洋社会の中では奴隷や植民地ということが当たり前に横行していたのです。
それは日本人のような「和」の感覚が、なかったからでしょう。
当たり前のように宗教が違えば、「殺してもいい」という解釈が成り立つのもそれ故でしょう。
そんな西洋の宗教世界に風穴を開けたのが、日本の信仰です。
スピリチュアルとは、そもそも日本の古くからある信仰を西洋人が持ち帰って形成していったものです。
もともと繋がりを意識したことがなかった場所に芽生えた「みんな一緒」=「ワンネス」という考え方は、かなりセンセーショナルだったと思います。
繋がりをあまり意識してこなかった彼らにとって、差別が横行していた彼らにとって
「同じ」
と捉えることは革命的な大発見だったはずですし、それだけでも世の中は大きく良い方向に動くことになったでしょう。
しかしながら、日本は既にワンネスを超えた「和」と呼ばれる概念が古の頃から存在します。
こちらの概念の方が、次元が高いものです。
だから、「和」の概念がそもそもある日本でワンネスの言葉そのままに「同」解釈すると、おかしなことが起こります。
スピリチュアルな人たちの内部で喧嘩が絶えないのも、ワンネスを「同」と捉えているからだと思います。
だからこそ、足の引っ張りあいが起こるんです。
気を付けましょう。
それでは、次の記事に続きます。