焼津・平和のための戦争展~「高校生平和大使トーク」に学んで | 深田ゆり子オフィシャルブログ Powered by Ameba

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「くらし・福祉を第一に、命を大切にする焼津市政へ」

 

 

 

 

 

 

子どもたちの「平和すごろく」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7/31 午後「2021・第21回焼津・平和のための戦争展」を観に行ってきました。

 

「高校生平和大使(静岡県)トークに学ぶ」では、

3人の高校生=第24代高校生平和大使、2人の長崎派遣代表から、核兵器廃絶や平和のために〜きっかけ、活動報告、思い、これからの取り組みなど、素晴らしいトークでした‼️

 

特に、

平和は歌の力も大切だと、ご自分のスマホから、平和を願う歌を紹介してくれたこと。

 

ジェンダー問題やLGBTQ +を知り、人権を守ることが平和を守ることにつながること、また男女差別についてインタビューを行ったことなどを語ってくれたこと。

 

原爆、ビキニ事件、第五福竜丸、核兵器禁止条約、原爆の歴史を知ることなどについてアンケート調査も行ったこと、などが印象的でした。

 

このアンケート調査では、

原爆、ビキニ事件、第五福竜丸についての質問では、回答が殆ど共通していて、

A高 知っている7割、知らない3割

B高 知っている3割、知らない7割

(割合は約)

と、高校によって違いが出ていました。

それは、

A高は平和大使として報告をしてきたので知ってる割合が多いのではないかな、という事だそうです。

 

高校の授業では、これらはやらないのか?記憶に残らないのか?

同じ高校生が報告することで身近に感じ、その大切さが伝わると思いました。報告って大切ですね。

 

また、

「原爆の歴史を若い世代が知る必要があると思いますか❓」の質問では、 A高B高ともに、9割以上が、「はい」、「強く思う」+「思う」でした。

 

その理由が幾つか挙げられ、私は特に下記の言葉に胸打たれました。

 

「原爆について今の若い世代が知っていないと、私たちの次の世代の人々にその悲惨さを伝えていくことができないから」

 

何と胸に突き刺さる言葉でしょう。

 

学校教育とともに、平和のための戦争展は社会教育の場で、誰もが原爆の悲惨さ、3.1ビキニ事件などについて学べる場なんですね。

 

自分はちゃんと伝えられるだろうか❓まだまだだめだな、、、

そんなことを思いながら、

「ヒロシマ・ナガサキ原爆と人間」のパネル、焼津徴用船、従軍報道写真、3.1ビキニ事件を語る大石又七さんを偲んで、などを観て回りました。

 

「原爆と人間」の1枚の写真パネルに目が離せなくなりました。

 

「私は奇跡的に生き延びることができました、、、」

被爆してしまい背中の皮膚が真っ赤に焼けただれてしまった子どもの写真と言葉、

その時の自らの写真を掲げ、NPT再検討会議NGOプレゼンテーションで発言する谷口さんの写真、に。

 

そして胸が苦しく、締め付けられるように辛くなってしまいました。

 

辛い、

けどその悲惨さ、悔しさを感じることが核兵器廃絶を願う力になっていることを私は感じてきました。

 

小学生の頃、母に連れられ「はだしのゲン」の映画を観に行き、その夜怖くて眠れなくなった事も思い出され、

もっと多くの人に、若者に、親子に、展示を観てもらい、感じてもらいたい、

一年に一度、この季節に❗️

と思いました。

 

このように、

今年は、

高校生平和大使の皆さんのトークから、あらためて教えられ、考えさせられた平和のための戦争展でした。

 

平和のための戦争展実行委員会の皆さんに感謝を込めて。