アイコンママブロネタ「日々のできごと」からの投稿


日々のできごと
昨日はNZにしばらく滞在していた親友ママと近所でおしゃべり。

ママになってからではなく、独身の頃から同僚として働いていた私達はグローバルな職場環境で好き放題働き、自由に生きてきました。

彼女はNZの風が吹くような、アウトドア大好き・ビーチ大好きな自由な感覚の女子だったし、モモスムは都会大好きなタイプで好き放題色んな国にも行って、

海外でのマイノリティ差別や多様な価値観の中での生活などを経験し、「新しい価値観を受け入れ、自分の中に取り入れる事」には割と耐性があった2人だったんですね。

そんな2人がフツーに結婚して、お互いにママになり・・・

そこからは、『ママ』になった事で感じた幸せ、違和感、価値観の変化、戸惑いなどなど、いわゆる『ママになった者同士だから分かり合える事』を言葉少なくして理解し合える相手になれたことで、身近に最高の理解者を得たなぁ、と嬉しく感じたのを覚えています。

まず妊娠しないと、分からない事がある。

子供を育ててみないと、分からない事がある。

大体の人はぶち当たってみて始めて『こんなに大変だと思わなかった!!』と言うし、モモスムもまさにそうでした。

睡眠不足とは聞いていたけどここまでキツイなんて、おっぱいって練習しないと子供が上手に吸ってくれない事もあるなんて、産後、心がこんなに揺らぐなんて、その理由が胎盤がお産で体外に出てホルモンバランスが急激に崩れるから、だったなんて・・・

ベビーカーでの移動がこんなに大変だったなんて、自分の思い通りに時間を使えないのが当たり前になるなんて、こんなにも周りから「いい母親でいろ」というプレッシャーがかかるなんて・・・

24時間子供の為に自分を犠牲にするのが「いい母親」で、それ以外のママは何かと批判されがちな現状。

母親になる前は男性と同じように「仕事」や「自己実現」に邁進しろって高等教育受けて男性と同じ様ににやってこさせられたのに、

子供を産み落としてからはいきなり「家庭」にいて「自己犠牲」に邁進しろって、つまり「自己実現なんて二の次」って言われる。「母親」になったんだから。「母親」なんだから。

でも、あれ?そんな急激な周囲からの期待の方向転換に、いったいどれほどの現代女性がスムーズについていけるんだろう・・・甚だ疑問です。

物理的に産み落としたから自動的にママになるんじゃない、産んで必死の思いで育てて試行錯誤して色んな事に折り合いをつけて、

始めて「ママ」になっていくんだよね・・・そんな話を、彼女とはいつもしています。(もちろんドラマの話や脳みそお花畑トークもしますw)

NZ滞在中に今ではママとなった現地の友人達と交流して、「ママの悩みは世界各国同じだったよ。」とつぶやいた彼女。曰く、幼稚園・保育園の事や義実家との距離感の話題で盛り上がれたとか。

これからママになりたい、ママになるってどんな感じですか?と話を聞きに来る若い女性たちに、一体何を話してあげたらいいのかを、真剣に話し合ったカフェタイムなのでありました。

皆さんなら何を伝えてあげたいですか?