聞き上手なパートナーになりましょう | 円満離婚カウンセラーゆらこのわかりやすい離婚の話

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こんにちは。夫婦カウンセラーのゆらこです。

 

 

夫婦の関係がうまくいかなくなっている人というのは、言いかえると夫婦間でのコミュニケーションがうまくいかなくなっているということです。

 

夫婦というのは嫌でも毎日顔を合わさなければならないこともありますから、ちょっとした言葉の使い方が気になってしまったり、逆に沈黙が気に障ったり、いろいろあります。

 

夫婦のコミュニケーションで心がけてほしいことを1つ言うと、相手の話にしっかり耳を傾け、共感ポイントを探すということです。

 

 

夫婦って身近な関係ですから、相手が何か言ったとき、つい余計なことを口出ししてしまいたくなるものです。

 

たとえば、仕事が辛い、子育てが大変…などと弱音を吐けば、「他の人はもっと頑張っている」「世間の人はみんなやっていること」「大変なのはあなただけじゃない」などとつい言ってしまうことはありませんか?

 

相手の気持ちを想像するよりも前に、世間の常識や自分の思い込みで判断してしまっていないでしょうか?

 

 

また、相手が悩みを打ち明けてくれたとき、いろいろアドバイスしてしまう人もいると思います。

 

あなたのやり方はこういうところが良くない、もっとこうすればいいんじゃないの?…と。

 

相手のためを思うからこそ、真面目に解決法を考えて提案してしまうというのは、賢い人ほどやってしまいがちです。

 

もちろん、どこかでアドバイスが必要な場面もあるでしょうけど、それよりもいちばん必要なのは相手の気持ちをわかってあげること、共感することです。

 

だって、最も身近な人にわかってもらえないって、とても悲しいことですから。

 

 

たとえば、「うちの夫は、仕事のことなんて何も話してくれない」という人もいますが、それはほとんどの場合、妻がきちんと話を聞いてこなかったからです。

 

男性も、自分の話を真剣に聞いてくれる女性には、いくらでも話をするものです。

 

 

「妻が最近何を考えているかわからない」という人も、やはり妻の話に耳を傾けてこなかったことが原因です。

 

女性は、自分の気持ちをわかってくれないと感じた相手には、心を閉ざしてしまうものなのです。

 

 

相手の話を聞くときには、それほど多くの言葉は要りません。

 

黙って聞いてあげるだけでもOK。そして、共感ポイントを探すのです。

 

100%理解できるなんてことはないのが普通。でもどこかに共感できるところがありますから、それを見つけるつもりで聞くことが大切です。

 


人間と言うのは、自分の気持ちをわかってもらえるのがいちばん嬉しいものです。

 

相手の気持ちを理解するということは、相手を肯定するということですから、まずはそこから始めるべき。

 

最初から批判したりアドバイスしたりするのではなく、まずは相手の話を聞いて、共感しましょう。

 

夫が、妻が、一番聞き上手なパートナーになれば、夫婦関係は必ずうまくいきますから。