発達の遅れ | 623gのキセキ

発達の遅れ

ことばが遅いわりに活発。

よく動き回る。

外では嬉しそうに走りまわり

家の中でもアスレチック状態。

おもちゃを積んでうまくバランスとって

高いところにあるものをいたずらしたり

恐怖心がまったくなく慎重派だった上の子にくらべ

無謀な行動に困ってはいたけど

あまり心配していなかった。

よくここまで成長したなって感心すらしてた。

体重はまだ10kgくらいしかないけど筋力はついた。

スイミングのおかげかな・・なんて。


でも心理士さんから見ると

まだ、ヒナは身体的にも未熟さがあると・・。


療育センターでは、どちらを優先させるか

なんともいえないとのこと。


発達認知訓練は、頻度は少ないけど支援センターでも

やっているので

もし療育センターが、身体発達を優先させるのであれば

認知の方をこちらでやるということもありうると


まだ単語すらうまく話せないヒナは

おうたが得意。

半年前からうたっていた。歌詞もだいたいあってる。

いろんな歌をうたう。

遊びながら楽しそうに口ずさむ。

そしてお人形遊びがすきで

いっちょまえにごっこ遊びをする。


指人形たくさん

わんちゃんの着せ替え人形

ぬいぐるみ。

メルちゃん。


洋服脱がせたり着せたりをくりかえしたり

タオルで巻いて寝かしつけたり

歯磨きしたり

何個か並べて宇宙語でごにょごにょいいながら

夢中でやっている。


お皿をならべて いただきますと手をあわせて

食べるふり 食べさせるふりをしたりもする。


それを心理士さんの前でも見せた。


こういう遊びって

実はちょっと高度な遊びなんだそう。


発達に何か問題がある子って、できないこと苦手なことがあっても

別の才能がぐんっと伸びていく傾向にあるらしい。


おすわりをすっとばして伝い歩きしたように

やっぱり段階を踏まずすっとばすこともあるんじゃ?

それとも・・・。


ヒナには大好きな音楽やお絵かき、運動もきっと得意。


発達障害があったとしても、得意な分野が伸びればいい。


そう思っていた。


でも・・やっぱりショックだった。


生まれた時から ずっと覚悟していることなのに


漠然と不安に包まれた。


ヒナはこんなにしあわせそうに笑っている。

その笑顔がかげることがないように・・

へこたれている場合ではない。


未来は明るいよ。ヒナには光があるんだ。