NHKで元気そうな香川さん見かけて一安心。
女の子にモテるようになったらしいので、
早く金髪の素敵な彼女ができることを願ってます(笑)
そして最近BILDに挙がっていたBVBマリオ・ゲッツェのインタビュー。
もう卒業しているのに
以前からやけに学校のことを聞かれていたので
なんとなく不思議に思っていたら
ゲッツェはドイツのサッカー選手には珍しく
お父さんが大学の教授という
アカデミックな家庭に育っているみたいです。
だからサッカー一本でやりたいゲッツェに対して
最低でも高校の卒業資格は取るようにというのは父親の希望だったんですね。
小学校を終わった時点で
ある程度将来の進む道を決めてしまう
ドイツの教育システムでは
サッカー選手が大学に行くことはまずありませんし
高校の卒業資格(アビトゥーア)すら持たないのもごく普通のことです。
学校のシステムがちがいますし、日本のように学校での部活動は
ないのでスポーツなどは地元のクラブでやるものですしね。
というわけで久しぶりにインタビューの訳など。興味のある方はどうぞ♪
ゲッツェののファンってどのくらいいるのかしら?
BILD:ゲッツェ選手、正直なところ教えてもらえますか。あなたはよい生徒でしたか?
ゲッツェ:意地悪な質問ですね(笑)サッカーと学業の両立というのはなかなか大変です。
卒業証明書の点数は2.9から3.0でした。要は合格したってことが大切ですから。
※ドイツは5段階評価の場合、1>5
BILD:ファッハアビトゥーア(FACHABITUR-専門の学科で大学進学が認められる高校卒業資格
⇔VOLLABITUR)の取得のためにはあと6カ月の実習が必要です。
それはあとでやるつもりですか、それとももうプロになってしまいましたからどうでもいいことですか?
ゲッツェ:いろいろなことが急に決まってしまったので、時間がありませんでした。でも
いつかあとでボルシア・ドルトムントの事業所の中でできないかと思ってます。
その後で修了資格がもらえます。
BILD:先生方はある程度のことは大目に見てくれたんでしょうか。
例えばあなたのトレーニングがある時なんかは?
ゲッツェ:そのために転校してスポーツギムナジウムに通いました。
体育の先生は寛大で、その先生のおかげでずいぶんと楽になりました。
クラブのトレーニングと体育の授業が重なった時なんかは
トレーニングに行くことを許してくれました。
BILD:同級生はこころよく思わなかったのでは?
ゲッツェ:そういう奴もいたんじゃないですか。それは仕方ないですよ。すごいって思ってくれる
やつもいれば、ムカつくって思う奴もいたかもしれないし。
BILD:あなたの好きな科目は?
ゲッツェ:体育、数学、英語です。
BILD:多くの子供たちが、自分もプロのサッカー選手になることを夢見ています。
ここ2年の学校のある日のあなたの普通の1日はどんな風でした?
ゲッツェ:朝7時に起きて学校に行って、午後には家に戻って、急いで昼をとって
それからトレーニングに行って。18時にはまた家に戻ってきてました。
BILD:11時間の1日ですか?
ゲッツェ:まさか。それから家で宿題もやらないといけなかったんです。
当然、あまりにも疲れてやる気がしないこともよくあったんですけど。
BILD:それよりもっと前の1日はどんなでしたか。あなたが14歳の頃は?
ゲッツェ:同じような感じですね。もう少しだけ早く家に戻って、それからバスか電車で
トレーニングに通ってました。帰りは迎えに来てもらったり、送ってもらったりしてましたね。
BILD:パーティをしたり、のんびりできる同級生たちを羨ましいと思ったことはないですか?
ゲッツェ:そういう風に感じたことはないです。ちゃんとした1日を送っているし。
自分がなにをやるべきかがわからなかったことがないんです。
他の人は学校が終わるとそんなことがあるらしいんですけど。
毎朝トレーニングを楽しみにしていたし、それが1日のハイライトでしたから。
BILD:学校の同級生たちと今でも連絡取り合っていますか?ーーあなたがブンデスリーガの
スターになってから、ではなくて1954年のUWE SEELER以来
もっとも若いドイツ代表として公式の試合に出場してからという意味でですが。
ゲッツェ:2,3人となら、まだ続いてます。あとの人とはちょっとそこまでは。
でもだれでもそんなものじゃないですか。
BILD:今あなたの最初のブンデスリーガでの試合を振り返るといかがですか?
ゲッツェ:昨シーズンの対マインツ戦で試合終了の2分前に試合に出してもらいました。
本当に緊張してしまっていて、一体どれだけたくさんの人がスタジアムにいるんだろう
とばかり考えてましたね。今はそれを考えないようになりました。最初のうちは
ずいぶんとヌリ・シャヒンに助けてもらいました。シャヒンは自分が当時はどうだったかとか
どんなことを考えてたかを教えてくれました。
BILD:あなたはインタビューが好きじゃないみたいですね。それは一体どうしてですか?
ゲッツェ:はあ。。自分にもわかりません。自分はただサッカーをやりたいんです。
それが一番大事なことで自分にとっての喜びなんです。学校にいたときから
それは変わりません。
(インタビューおわり)
元記事:Exklusiv-Interview mit dem BVB-Star Götze: Mein Leben für den Fußball
http://sportbild.bild.de/SPORT/bundesliga/vereine/borussia-dortmund/2011/03/02/mario-goetze/interview-mein-leben-fuer-den-fussball.html