耳下腺腫瘍のあとさき

耳下腺腫瘍のあとさき

のんびり観劇を楽しんでいた私が思いもかけなかった
「耳下腺腫瘍」を患ってから始めたブログです。
完治のご報告をもって終了するのが目標です。

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世の中は1年前には想像だにしなかった

「新型コロナ」感染症が世界中に蔓延している。

普通にマスクをしている日常を誰が思っていただろうか。

至る所にアクリル板やソーシャルディスタンスのテープ、

アルコール消毒液のボトル。

ウイルスとの闘いがそこかしこに存在している。

1年前の日常生活が遠い世界に思えます。

 

そんな中耳鼻科にエコー検査に行ってまいりました。

手術した時の執刀医をはじめ担当医、部長など

誰も在籍しておらず先生方は入れ替わっておりました。

診察は1年前と同じ若い医師です。

しばらくPCを眺めておられました。

そこには私から取り出された患部が鮮明に写っていました。

確か「右耳下腺多形線腫内癌」と退院証明書に書いてあった

綺麗なピンク色をした耳下腺の中にある黒い塊が。

先生がおもむろに振り返って両耳辺りを触診後

「耳下腺エコー検査に再発や異常はありません。

2cmくらいの甲状腺腫はありますが良性で問題ないでしょう。

術後経過観察はこれで終わりで良いと思います。」

 

私の耳下腺腫瘍とのかかわりは終ったようです。

これまでのご縁に感謝申し上げます。

ありがとうございました。

ご無沙汰しております。

「平成」が終わる時が迫って来ました。

今年の9月で術後5年を迎えます。

半年に一度MRI検査をしておりますが

今のところ「異常無し」との所見です。

 

「首や肩回りの引きつりや凝り」

「フライ症候群」の2点は

相変わらずですが普通に生活しております。

 

ここのところ冬になると風邪ばかりひいていました。

そうするとまた首のリンパ節が腫れてグリグリができます。

新しい若い医師が一ヶ月以上腫れているので心配して

「細胞診」をしましたが大丈夫でした。

 

この地方では規模の大きい病院なので

結構医師の変動があります。

5年間に4回変わったかな。

若い主治医に「リンパ郭清」すると風邪ひきやすいのかと

聞きましたがそのようなことはないらしいです。

身体が年を重ねたということでしょう。

 

新しい時代を元気にワクワクする気持ちで迎えたい!

 

 

 

 

 

 

今月は「耳下腺腫瘍」深葉と診断されて1年だ。

いろいろな想いが交錯した日々だったが
今までとあまり変わらぬ日常を過ごさせている。
まだまだ首の引きつりには悩まされてはいるのですが…。
これはかなりつらいものではあります。

先日術後初めての造影剤MRI検査だった。
相変わらず動きの制限されたこの検査は苦手だ。
数日後結果を聞きに行くと、
今のところ再発・転移の兆しはないとのことで
湿布薬だけだして頂いて病院を後にした。

最近食事時こめかみ辺りに薄っすらと汗が滲んでくる。
たぶん「フライ症候群」じゃないかと思っている。
次回診察は年末だがその時に伺ってみるつもりでいるが、
そのくらいは我慢しなければならないと言い聞かせている。

何もない毎日をありがとうの気持ちで過ごそう。