園主のつぶやき | 釜炒り茶と和紅茶と和ハーブティー

釜炒り茶と和紅茶と和ハーブティー

熊本県葦北郡芦北町告で伝統の釜炒り茶
シングルオリジンの和紅茶、和のハーブティーなど、
農薬化学肥料を使用せず、栽培からお茶作り、
販売まで家族でがんばっています。

今日も余震、福島原発非常事態、被災者の安否、株価の低下

悪いニュースばかり飛び込んできます。


あう人、会う人


「おとろしかなあ~。 今から先、どげんなっとじゃい」

(恐ろしい、これから先どうなっていくんだろう)


東京ではスーパーから品物が無くなり

東北ではガソリンの給油制限が行われている。


こんなに不安な毎日、余震と放射能に怯える日本国。

景気は悪くなる一方。


ふだんは弱気な言葉や、負の言葉を決して言わない園主が

ポツリと呟いた。


「これから先、お茶なんか作って売れるんだろうか…。」


今頃しみじみ痛感する。

努力して釜炒り茶作りを極めようとすることも、それを売ることも

日本経済が安定して、国民にゆとりの心があるからこそ

それに取り組むことができるのだと。


あぁ、嘆いてばかりいても始まらない。

お茶の芽は萌芽し始めました。

きっとどんなところにも、芽は出ることを信じて!!。


ひがん桜が心を和ませてくれます。



釜炒り茶工房カジハラ園 無農薬のお茶栽培と人生の楽園を求めて…の日々。-CA3C0743.jpg


春風に菜の花が揺れて、甘い香りを漂わせます。

この風景をいつまでも。



釜炒り茶工房カジハラ園 無農薬のお茶栽培と人生の楽園を求めて…の日々。



テレビで寒い中、避難生活しておられる姿を見ると

あったかいお茶を飲ませてあげることができたらなあと思います。


今夜もあったかい布団に寝ることができてほんとに感謝です。

そして明日も普通に目覚めることができますように。