私は、300枚弱のDVDソフトを持っています。
この春の退去時に、けっこう処分したような気はしたのですが、半分くらいは持ってきていたみたいです。まあ、本よりはかさばらないというのもあったかもしれませんけど。
その内訳は、ドラマ(「江戸川乱歩シリーズ(天知茂・主演)」「探偵・神津恭介の殺人推理(近藤正臣・主演)など」「赤かぶ検事奮戦記(フランキー堺・主演)」)、アニメ(「ミスター味っ子」「新・キャプテン翼」「水色時代」など)、邦画(「なごり雪(大林宣彦・監督)」「1999年の夏休み(金子修介・監督)」など)、バラエティ(「内村プロデュース」「探偵!ナイトスクープ」など)……そして、洋画。
洋画は、何といっても「007シリーズ」ですかね。「ドクター・ノオ」~「ダイ・アナザー・デイ」のアルティメットエディションに、「カジノ・ロワイヤル」のコレクターズ・エディション、そして「慰めの報酬」。それぞれ2枚組なので、これだけで44枚です。これに、アルティメットエディションのBOXに封入されていた特典ディスクがありますし、番外編の「カジノ・ロワイヤル」「ネバーセイ・ネバーアゲイン」もあります。このほかにも、けっこういろいろな作品があったりして、たまに見るんですね。
でも、英語音声しか収録されていない作品は別として、多くの場合は日本語吹替を聞いています。例えば、ショーン・コネリーだったら若山弦蔵の声でとかいうこだわりがあったりします。まあ、これには、DVDプレーヤーを持っていないので、パソコンに搭載されたDVDドライブから見ているというのもあって、画面を小さくしても作品を楽しめるように、というのもあるかもしれませんが。
さて今回、ソースネクストの「超字幕モニター企画」に参加することになりました。→超字幕.com
私の元に送られてきたのは、「超字幕」シリーズから、ブライアン・デ・パルマ監督の1987年アメリカ映画『アンタッチャブル』です。本作はケビン・コスナー、ショーン・コネリーなどが出演し、特にコネリーはアカデミー助演男優賞、ゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞しています。私も好きな作品の一つで、いまは処分してしまいましたが、廉価版のVHSテープも購入していました。ただ、DVDに関してはコネリーの吹き替えが若山弦蔵でなく、坂口芳貞ということもあって、まだ購入していませんが(苦笑)。でも、作品単体としては素晴らしい映画だと思います。この映画の影響で、ケビン・コスナーが1991年に主演したオリバー・ストーン監督作品『JFK コレクターズ・エディション 特別版 [DVD]』も購入したりしました。そもそもこちらは吹替版が入っておらず、残念な仕様となっていますが。
それはともかく。『超字幕/アンタッチャブル (USBメモリ版)』が届きましたので、さっそくインストールしてみます。インストール自体は非常に簡単です。同梱されている小さなUSBメモリをUSBポートに差し込めば、自動的にインストールプログラムが起動します(環境によって異なりますが、そのあたりはマニュアルをご覧ください)。あとは指示に従ってインストールを進めましょう。ただ、インストール容量として、プログラム用に約150MB~1GB、コンテンツ用に約1.4GBが必要となりますので、ご注意ください。
起動したら「スタート」で、すぐに映画を楽しめます。それも、ただ映画を楽しむだけではありません。画面の右側にはセリフの英語と日本語訳が表示され、いまどこを話しているのかが分かるのです。それだけではなく、もう一度聞き直したい時は、1回リピートや、3回リピートボタンをクリックすればすぐに繰り返してくれますし、前後に移動して、聞きたいセリフを選択すれば、すぐにその部分を再生してくれます。DVDでもここまで細かいことはできません。気になるセリフ部分があれば、「お気に入り」することもできたりします。
なお、この字幕の位置は、画面の下に移動することもできます。最大化した上で字幕を下に表示させれば、まるで普通にDVDソフトを再生しているかのようです。
下に表示した場合、字幕の大きさがデフォルトでは小さいのですが、これも大きくすることが可能です。
さらに凄いのは、語彙数46万語の辞書(研究社「リーダーズ英和辞典」「リーダーズ・プラス」)が入っていること。セリフの部分で辞書を起動させることで、そのセリフに含まれる単語の意味を表示させることが可能なのです。
こうやって映画を丸々一本楽しみながら、英語を勉強することができるというのはいいかもしれないですね。
これに加えて、メインメニューにある、「TRY!リスニング」と「厳選フレーズ 30」をやることで、さらに英語の学習ができるかもしれません。
英語レベルは「★★☆」で、総語集約7400語。ソースネクストの解説によれば、「日常会話、ビジネス会話をはじめ、会計・経理・裁判での英語表現も学べる」とのこと。現役の学生だけでなく、社会人も役立つソフトかもしれません。
私も、まだまだ英語のヒヤリングとかが苦手なので、このソフトで頑張ってみようと思います。いつもは吹替版を見てしまう私ですが、このソフトには英語しか収録されていませんので、じっくり何度でも聞き返せるのがいいですね。
英語を学習したいという人には、オススメの一本かもしれません。なお、アマゾンの評価で画質が悪いというのがありましたが、私の環境ではまったく問題がなかったことを付け加えておきます。
ほな。