今回の考察は、白い世界に住まう金髪ポニテ(以下金髪)について。
MOTHER2でいうウィンタースのような所に一人で住んでいる金髪。
彼女は現実に存在する人物で、窓付きと何らかの関わりがあると推測する。
その理由の一つとして、彼女の部屋の内装がとても整然としていることを挙げたい。
夢の世界の背景は大半がカオスである。そんな中数少ない現実感のある場所が
トイレのある公園であったり、電車の中であったり、金髪の部屋なのだ。
現実感のある場所=窓付きが知っている現実世界の風景、という解釈だ。
彼女のいる部屋にたどり着くためには、水の中を彷徨う必要がある。
知ってのとおり、水の中を歩いたり泳いだりするためには陸の上以上の負担がかかる。
そこから想像するのは、窓付きは他者とのコミュニケーションが苦手な子だということ。
内気な彼女が勇気を出して冒険した(水中を彷徨った)結果、金髪という友達を見つけた。
そして彼女の家に遊びに行くような仲になった、というのが僕の推察。
そうなると、一つおかしな点がでる。金髪のウボァー化だ。
窓付きの友達なら、なぜあんな異形の化け物に変身するのか?
ここで鍵となるのは、ウボァー化する条件。
「電気のスイッチを切ると、低確率でウボァー。ならなければ部屋から出て繰り返す」
電気を消すと、影ができたり暗くなったりする。金髪の暗い面を表しているのか。
あまり気持ちの良い話ではないが、金髪は仕方なく窓付きと遊んでいて、
彼女のいない所では陰口のようなものを言っていたのかもしれない。
口元の歪んだ表情の顔面に変貌するあたり、当たらずとも遠からずではないだろうか。
ウボァーが低確率な点にも触れてみる。そして何故毎回部屋から出る必要があるのか?
完全に想像だが、窓付きは金髪の家に何度も遊びに行っていた。
ある時金髪の部屋で遊んでいて、窓付きは何らかの理由で外へ出た(トイレが妥当か)。
そして、部屋に入るときに偶然陰口悪口を聞いてしまった、というのが僕の想像。
偶然聞いてしまった=低確率での遭遇、という風に置き換えたのではないだろうか。
書いていてあまり気持ちの良いものではないが、僕はこのように解釈しました。