パパスクール2011 親の接し方がセキュア・ベースを作る(1) | 夢人 ゆめんちゅ カウンセラー神田充人のブログ

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私は今まで多くの人と出会い、カウンセリングをさせて頂きました。
真摯に寄り添って話を聴き、解決方法を共に探り、クライアントが悩みに立ち向かえるようになった時の笑顔を見ることが私の働きがいです。

先日11日に三重家総合文化センターにて
パパナビさん主催のパパスクールで講演をさせて頂きました。
パパナビさんのブログ

今回は0歳から3歳のお子さんをお持ちのパパが参加して頂いたので、
乳幼児期から形成されてくる「セキュア・ベース」のお話をさせて頂いた。

「セキュア・ベース」「心の安全なる基地」と訳されますが。
違う言葉で言うと、自信、自己肯定感、安心感といった人として、
いろんなことを挑戦したりするときのチャレンジ精神や人との関わり合いにおいて大切なコミュニケーション能力の基礎となるもとしてお話しました。

例えば、
「わしがケツ拭いたるで、思った通りやってこい!」と言われた部下と
「お前どっから給与もろとんねん!失敗したらどうなるかおぼえとけよ!」と言われた部下は
どちらがよりチャレンジをすることができるだろうか?考えて下さい。
壁にぶち当たった時に帰れる場所になるかどうかが親の役割と考えている。


「セキュア・ベース」を作るには親との関係が安全であること。
これは精神的にも肉体的にも言えることで、親は子どもの気持ちを受け止めてあげること。
このことが大切だとお話をし、また、両親の関係が良好であること等の環境が安定していることも大切。

例えば、
いつも夫婦喧嘩の絶えない家庭では
→子どもはいつも世の中は安定しておらず、いつかは崩れてしまう。
 人と人とは理解し合えない物。
といった認識になり、安心して社会をとらえることが出来ず、何かあれば失敗してしまうのではないかという恐れの感情を抱き続けてしまいます。

いうなれば、子どもは両親が一番小さな社会の縮図であり、そこが一番安定していると考えます。
だからこそ、両親の関係や家族の関係が子どもに及ぼす影響は大きいのです。