想像の翼を広げようよーo(^▽^)o | 荒川久美江オフィシャルブログ「夢人~ゆめびと日記」

荒川久美江オフィシャルブログ「夢人~ゆめびと日記」

元劇団四季女優、ボイストレーナー、婚活カウンセラー。
結婚相談所「Chez L'amour~シェラムール」代表。
「クミエ・アラカワミュージカルClass」主宰。


いくつになっても夢を忘れない!
夢は叶えるもの!

感謝を忘れず笑顔で生きていきます。

毎日レッスンをしていてね、色んな事思うんだけど、
歌や芝居で様々な表現をしたい人は、歌っている時や演じている時だけでなく、
普段から様々な事に心を動かし、想像力を豊かにして、広い音域で喋る事を心がけてほしいの。


普段が暗い表情で無口で小さい声だったら、そこから突然いい声はでませんよ
顔は筋肉に覆われているし、声帯を動かすのも、声の支えも全て体の筋肉なのです。
だからそれをいっつも豊かに動かしていて欲しいの
でも心が伴っていない表情は嘘の顔だから、やっぱり一番は心を動かすこと。
泣いたり笑ったり、時には怒ったりいっぱいしていいと思うのよ
だってそれが生きている証じゃない(^_-)-☆


私は人一倍それがあって、時々そういう自分に呆れたり疲れたりしちゃうこともあるんだけど
でもそういう想像力の広がりや感情の豊かさは、役作りにはとっても役立つのよ
役を演じる時は誰かに遠慮したり恥ずかしがってる場合じゃないものね(o^-')b
そういうものを思いっきり私にぶつけてきてほしいの。
レッスン中はすぐ近くで向かい合ってるのに、心が遠くにあったり、動きが感じられないと、すっごく重くて虚しくて、正直言って疲れます
まずそこを起こすのにすっごく時間がかかっちゃうし、私もとーっても体力を使ってしまうの。


私のレッスンでは比喩的表現とか擬音を多用するんだけど、それを一緒に共有できてすぐ真似する子がいてね、めきめきと声が透明で明るくなって、表情が変わっていくの
反応がいいから、教えていてとっても面白いのよ
普段からいっつも色んなこと想像してるのね、その子も( ´艸`)
ちょうど「花子とアン」の花子さんみたいね


欧米人が普段5~6度の音域で喋っているのに対して、日本人は2~3度の音域だと言われているの知ってる
5度の音域はドから始まったらソの事で、2度はドからレっていうこと。
めっちゃ狭いでしょう~
つまり抑揚がなくてプレーンなのね。だから当然表情もプレーンだし口も動かしていないの。
そうすると筋肉はどんどん退化して固まっていっちゃうのよ



だから舞台の上で華やかに歌ったり演じたりしたい子は、
普段から心も体も口も表情もい~っぱい動かすようにしてね
一面のお花畑や真っ青な海や空、空気の澄み渡った高原、可愛い猫ちゃんやワンコでもいいし、大好きなケーキでも香りのいい珈琲でも何でもいいの
色々ハッピーで楽しくて大好きな事を思い浮かべてたっぷり深い呼吸を取り込み、
その呼吸に役の思いを込めてぷわ~って空間に放出するの
そしたら絶対あなたの思いはお客様に届くはずです。
もちろん細かい技術や表現の勉強は必要よ、間違いなくね。
でもね、心と体の開放、そして自由な発想、楽しむ心、それが肝心だなーって本当に思います。



何かを表現したいって気持ちは、人間の根本的な欲求ですよね
演劇や歌はその一番わかりやすい方法よね
せっかく勇気を出して、決断して歌や演技を始めたんだもの、そんな自分を褒めてあげましょうよ(^_-)-☆
何にも遠慮することも恥ずかしがることもないし、最初はできないのが当たり前なのよ。
辛いこともあるけど、好きで選んだ道なら頑張らなきゃね





先生からのお願いでした('-^*)/