行ってきました、奈良の三輪山
八大龍王弁財天をご紹介します。

 

 

 
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八大龍王とは…
 
龍神、つまり水神として祀られ、雨を降らせるなどのご利益がある。
元々、祈りの場に仏教が入り、集合されこの神の名をなのられている。
 
 
まずは大神神社(おおみわじんじゃ)から
 
 
 
 
大神神社のご神体は三輪山。 
 
 
ご祭神は大物主大神(おおものぬしおおかみ) 
 
 
【三輪山伝説】 
 
古事記によると、活玉依姫(いくたまよりびめ)のもとに、貴公子が夜な夜な訪れ姫は身ごもる。両親は男の素性を怪しみ、姫に男の衣の裾に糸をつけた針を刺させる。翌朝、糸をたどると三輪山に至り、男が三輪山の神であったと知る。 
 
その子孫が大田田根子(おおたたねこ)
崇神天皇の頃、大田田根子に三輪山の神・大物主大神をこの地に祀らせた。  
 
 
 
 
拝殿の右手に向かった先にある天皇社は、とても気持ちいい場所だった。
 
 
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お稲荷さまは雅で品があります。
 
 
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狭井神社を経て山の辺の道へ、貴船神社があります。
 
 
 
10分も歩くと、案内に外されている神社
 
 
龗神神社(おかみのかみじんじゃ)
 
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以前にはなかった案内表がたっていた。
 
 
一の鳥居
 
 
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ご祭神は八大龗王弁財天大神と記載。
龗(おかみ)自体が神さまの名前で、元々の龍はこの字を書く。
 
 
雨雪を降らす、水神の神さま罔象女神(みずはのめのかみ)と同一ともされる。
 
 
罔象女神と言えば、瀬織津姫。
私の地元、交野市に祀られる機物神社につながる。 
 
 
隠され封印されている神さまだから、外されるのかもしれない。
 
 
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4年前の巳年・巳の月・巳の日・巳の刻(時間)意図してこの場所に行った。 
この時の不思議な出会い、出会わされた女性がいる。
 
 
その女性から、この場所が昔どんな場所だったか教えてもらった。
樹々が濃く、池の水も澄んでいてとても神秘的な場所だったと語られた。
 
そして、何代にも続く大きな白ヘビさまがいて、ご神託を降ろされていたそう。 
その白ヘビさまはここで修行されてから、龗(リュウ)になるとお聞きした。 
 
 
 
私は、初めてココを訪れた時、岩壺池と呼ばれる湖畔に浮かぶお社に心惹かれた。 
ただ、この風景ではないと…悲しい思いが湧いていた。
 
 
 
 二の鳥居 
 
 
 
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この龗神神社は、一説によると丹生上川神社下社(にうかみかわじんじゃしもしゃ)から勧請を受けたと記されていた。 
 
 
 
 
《丹生上川神社下社》
 
数年前、丹生上川神社下社の前を車で通り過ぎ
どうしても気になり神社へと引き返したことがある。 
 
 
その日は雨・・・
 
「 雨の日にお越しになる方は歓迎されているんです」とお供えの供物をいただいた。 
 
 
丹生上川神社下社の年に一度の大祭の日は息子の誕生日で、翌年の大祭に伺った。
 
 
祭神が祀られるお社は、長い階段が続く頂上にある。
一般客の私は頂上まで登れないはずが、人のご好意で登らせてもらった。  
 
 
 
 
 
しようと思うて、なるやない
しようまいと思うても、なってくるのがいんねんの理
 
 
縁がある神さまとは、なぜか仲良くさせてもらえる。 
 
 
丹生上川神社下社も龗神神社(おかみのかみじんじゃ)も 太古昔からの信仰の地
自然と神が一体になり、人間が手を取り生きていた時代。 
 
 
時の権力の勝者の都合で、神社仏閣は祭神や神社の名を変え、姿を変える。
 
 
 
 
 
ただ、さわれぬ土地がある。
あまりの神秘さと威厳さに壊せず残っている場所。 
 
表にはでてこなくとも、生きている。
そして、わかる者が訪れる場所。 
そこは ひっそりと息づいて時が来るのを粛々と待っている。 
 
 
そう言う場所に、私は引き寄せられ足を踏み入れてしまう  
 
 
 
 
 
龗神神社(おかみのかみじんじゃ)の参道
 
 
 
■龗神神社・八大龍王弁財天・大神神社②