第38回ジャパンカップの予想 | 競馬徒然日記~ヤマザキ的思考回路~

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競馬専門紙・優馬のトラックマン山崎が、競馬の事を中心に気ままに書いていくブログです。
少しでも競馬に興味を持ってもらえれば幸いです。

★第38回ジャパンカップ(GⅠ)

 

◎ ①アーモンドアイ

○ ③サトノダイヤモンド

▲ ⑤ミッキースワロー

注 ⑪スワーヴリチャード

△ ⑨シュヴァルグラン

△ ⑧キセキ

△ ⑫カプリ

 

 ◎アーモンドアイの前走時の追い切りは、坂路中心の仕上げ。当時の南ウッドの馬場がかなり悪かったからやらなかったのか、それともやれなかったのか分かりませんが、万全の状態とは言えなかったと思います。それでも好時計が出ていましたし、動きも上々。まず勝ち負けだろうとみていました。ただ、当日の馬体重がプラス14㌔。パドック見て若干余裕があるかなというのが第一印象でしたが、それでいて、ミドルペースで差し馬には厳しい流れを直線一気の末脚で3冠達成。強いの一言でした。今週木曜に発表された馬体重が484㌔ですから、前走と同じか少し絞れる程度の体重での出走となりそうですが、今回はコースでしっかり負荷をかけられ、最終追い切りでも素晴らしい動きを披露。前走時と比べて中身が違うと思います。ゴール前に流す余裕がありながらも2分23秒8の歴代2位の好時計でオークスを楽勝。オークス歴代1位のジェンティルドンナの勝ち時計が2分23秒6で僅か0.2秒差。そのジェンティルドンナが3歳でJCを制覇していますし、アーモンドアイも牡馬の一線級相手でも十分戦えるはず。人気ですが、素直に信頼したいと思います。

 

 ○サトノダイヤモンドは4走前は超スロー、3走前は馬群で包まれ、2走前は3角過ぎからマクる強引な競馬で、なかなか結果が出ませんでしたが、前走は好位から抜け出す正攻法の競馬、スムーズな競馬で完全復活を告げる勝利。大トビで大箱の東京に替わるのはプラスですし、何より、最終追い切りの動き・終いの伸びが抜群。まず大本線に取りたいですね。

 

 ▲ミッキースワローも最終追い切りの動きが良く見えましたね。前走は直線でスペースができたところで瞬時に反応できずモズカッチャンに入られ万事休す。2走前の大阪杯ではエンジンがかかった所でゴール。近2走を見ると一瞬の脚は使えませんが、徐々にギアを上げていき長くいい脚を使うタイプ。初めての左回り、これはやってみないと分かりませんが、直線の長い東京替りがプラスに出る可能性は大きいと思います。状態の良さと魅力のあるコースで一発あっても不思議ではないとみます。

 

 注スワーヴリチャードの前走・天皇賞秋はスタートが全てですね。スタートで出遅れて、その直後に隣の馬にぶつけられる不利。元々、左回りの方が走りがスムーズですし、能力全開ならもちろん変わる可能性は十分。ただ、この馬は関東圏への輸送時は大きく体が減ることが多いので、当日の気配は重要。ちなみに、木曜に発表された追い切り後の馬体重が526㌔。510㌔を切っていたら、ちょっと嫌ですね。

 

 △シュヴァルグランは元々が叩き良化型。昨年も京都大賞典③着→JC①着でした。ただ、前走が休み明けとはいえ、やや物足りない内容で④着。攻め駆けしないタイプとはいえ、併せた2歳馬に手応え劣性。最終追い切りの動きがあまりピンとこなかったので△まで。それでも叩いた上積みは見込めますし、昨年の覇者。馬券圏内という意味ではマークは必要だと思いますが。

 

 あとは競馬を見ても調教を見ても復調を感じる△キセキ、日本の芝にも対応できそうなフットワークの△カプリまで印を回しました。

 

 

 馬券はラジオで言いましたが、◎アーモンドアイから調教の動きを見てピンときた○サトノダイヤモンドと▲ミッキースワロー、あとは注スワーヴリチャードへの馬連3点を大本線。あとはパドックを見て決めたいと思います。