日記その3626

『打ち上げ花火、下から見るか？横から見るか？』を見てきました

元々は岩井俊二が監督を務めたTVドラマ
それをシャフトがアニメ化した作品です

岩井俊二といえば僕は『リリイ・シュシュのすべて』とか、『花とアリス』のイメージが強い
『リリイ・シュシュのすべて』以前、『花とアリス』以前の作品だ

これらの作品とは違い、ファンタジー色が強く、恋愛も大きく絡んでくる
『花とアリス』にもまぁ恋愛はあるけど、こちらのほうが分かりやすいでしょう

それをシャフトが作るというのは、必然的なものも感じます
虚淵玄を作家に迎えた『魔法少女まどか☆マギカ』がヒットしたように、作家性が強烈に出るスタジオだから

アニメとして上手くデフォルメされ、より玄人好みな作品に生まれ変わったと思います
良くも悪くもマニアックで、それはシャフトファン、岩井俊二ファンの双方にとって受けがいいのでは

そんな中で唯一気になったのが、作中に『ONE PIECE』というワードが出てきた点か
一応アニメも90年代の設定みたいだし当時の作品を適当に使ったほうが良かったと思う