日記その3318
『聲の形』見てきました
原作は全体の半分も読んでおらず、大体のあらすじを知っている程度
評判を見てみると原作から変わっている点もあるみたいだけど、僕はこれがオリジナルとして、スッと腑に落ちる内容になっていました
僕はこの映画、というより原作を含めた『聲の形』全体の中で
聖人なんていないという結論に達しました
誰にだってクズの部分があり、それが輝きを放つ作品
どんなことにも決して怒らない西宮硝子だって、別の角度から見れば悪の面がある
実際、誰かを悲しませてる
この世に正義も悪もないという、原初的なテーマを放っている作品だと思いました
障害者をテーマにしているから、リアリティをもって正義が、そして悪が迫ってくる
美しいふりをして、とても怖い作品だ
次の映画は土曜日
『君の名は。』の2回目と、『レッドタートル』見に行きます