北海道最後の視察先は苫小牧市にある『ウトナイ湖野生鳥獣保護センターへ。








ウトナイ湖は我が国屈指の渡り鳥の中継地であり、ラムサール条約に登録されている湖。
全国に先駆けて野鳥保護の取り組み進められ、これまでに270種類の野鳥が確認されているということです。

病傷野鳥の保護の取り組みも手厚く、年間を通して190羽前後を保護するそうですが、その50~60%は適切な治療やケアがなされ野生に戻されるということでした。

リハビリ施設には羽をなくしたフクロウや弱ったフクロウが保護されていました。








施設を訪れた小・中学生たちの野鳥保護の授業などにも使われているといことでした。

湖岸には白鳥が浮かんで休んでいましたが、人馴れしているのか、全然逃げていかないのでびっくりしました。(^^)











こちらの施設の取り組みを是非とも愛知県の藤前干潟の野生鳥獣保護施策の参考にできればと思います。